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✼ ✼ ✼ 9th Sep, 2020 ✼ ✼ ✼
定休日。
夕方、ようやく1枚聴く時間ができました。
何枚も聴けるときは、硬軟織り交ぜて幅広く聴けるのですが、こういう1枚だけの時には、やはり 『 ジョイフル盤 』 に手が伸びます。
ジョイフル盤、っていう言葉は三十年ほども前のスイング・ジャーナル別冊特集で使われていたワード。
革新性とか評論家的名盤度とは無関係に、単純にジャズ・ファンが目を細めて愛しむ 聴いて楽しい、悦びに満ちた一枚っていう意味。
時間があるときは、おまかせコース料理のように前菜から肉料理、魚料理と味わって途中多少ちょっと違うなっていう料理が挟まってもトータルとして満足できるように仕上げる。
しかし、こういう時間がないときは、これ1枚で全てを満たしてくれるやつじゃなきゃいけない。
ここでちょっと違うな、でもやることあるからお終い、ってなるとモヤモヤを引きずることになっちゃう。
で、私の今日選んだジョイフル盤がこれです。
夕方、ようやく1枚聴く時間ができました。
何枚も聴けるときは、硬軟織り交ぜて幅広く聴けるのですが、こういう1枚だけの時には、やはり 『 ジョイフル盤 』 に手が伸びます。
ジョイフル盤、っていう言葉は三十年ほども前のスイング・ジャーナル別冊特集で使われていたワード。
革新性とか評論家的名盤度とは無関係に、単純にジャズ・ファンが目を細めて愛しむ 聴いて楽しい、悦びに満ちた一枚っていう意味。
時間があるときは、おまかせコース料理のように前菜から肉料理、魚料理と味わって途中多少ちょっと違うなっていう料理が挟まってもトータルとして満足できるように仕上げる。
しかし、こういう時間がないときは、これ1枚で全てを満たしてくれるやつじゃなきゃいけない。
ここでちょっと違うな、でもやることあるからお終い、ってなるとモヤモヤを引きずることになっちゃう。
で、私の今日選んだジョイフル盤がこれです。
Donald Byrd & Gigi Gryce / Jazz Lab
(米 Columbia CL998) 1957年
「Jazz Lab」 すなわち 「ジャズ実験室」 。
この素晴らしいアルバムが、このタイトルでいかに損をしていることか。。。
ドナルド・バードとジジ・グライスは、この Jazz Lab という双頭ユニットで1957年にアルバム5枚分の録音を残しています。 (二人以外のメンバーは録音日ごとに異なります。)
録音順に、
上左: Columbia CL998
(57年1・2・3月)
上中: Riverside RLP12-229
(57年2・3月録音)
上右: Jazzland JLP-1
(RLP12-229 の再発)
下左: Verve MG V-8238
(57年7月)
下中: RCA RCA-6015
(57年7・8月) 日本盤がオリジナル
下右: Jubilee JLP-1059
(57年8月)
1957年というのは、ドナルド・バードはリーダー作こそないものの、次のような作品を吹き込んでいた時代。
Lou Donaldson / Wailing With Lou
(Blue Note 1545) 1月
Art Taylor / Taylor's Wailers
(Prestige 7117) 2月
George Wallington / The New York Scene
(NEW JAZZ 8207) 3月
Kenny Burrell & Jimmy Raney / 2 Guitars
(Prestige 7119) 3月
Hank Mobley / Hank
(Blue Note 1560) 4月
Sonny Clark / Sonny's Crib
(Blue Note 1576) 9月
これらの作品、美品のオリジナル盤なら 5万円~10万円超の人気盤。
しかるに Jazz Lab 作品群のいかに影の薄いことか。。。
(さすがに Riverside盤は少々お高いですが)
さて、この Jazz Lab としての最初の作品が今日私が聴いた Columbia盤。
どこが Lab ? ってほど普通。
Gigi Gryce (as)
Donald Byrd (tp)
Tommy Flanagan (p)
Wendell Marshall (b)
Art Taylor (ds)
この5人をベースに、曲により Sahib Shihab (bs)、Julius Watkins (frn) らが加わる形。 その辺が実験的なのでしょうか。
私は楽器もできないし、楽譜もろくに読めない、ただ聴いて気持ちいいかだけの人間なので、なにが実験的か詳しくはよくわかりませんです、はい。(汗)。
で、とりあえず聴いてみると、、、
実験どころか、メンバー全員リラックスしていて、バードなど一番甘口なときのアート・ファーマーのよう。 フラナガンのソロも最高の輝きを見せてくれています。
ほか、「Nica's Tempo」、「Little Niles」 など選曲もおなじみのものだし。
その上、このアルバムは、56年6月に弱冠25歳で自動車事故によってこの世を去ったクリフォード・ブラウンを偲んでベニー・ゴルソンが57年1月に作曲したばかり、出来立てホヤホヤの 「I Remember Clifford」 の世界最初の録音盤でもあるのです !!!
この 「新曲」 を与えられたメンバー全員のクリフォードをいつくしむかのように優しさに溢れた演奏。
Lab っていうタイトルで敬遠ぜずにぜひ皆さんに聴いていただきたい1枚です。
PS. 自宅ストック調べたら、日本盤で1枚出てきましたので金曜日に追加しておきます。(ちなみに日本盤アナログLP発売は、この77年ソニー盤1回きりです。なんと冷遇されたアルバムか。。。)
それでは定休日明けの金曜日の皆様のご来店をお待ちしております。
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