【 お知らせ 】 レジ袋について



レジ袋についてのお知らせ

 1  当店の「お買い上げ袋」は、当面引き続き無料です。

 2 ご持参の袋をご利用の方は、 「10円割引」 させていただきます。

 3 「当店の袋」(白無地)をご持参の場合は、7月中は50円割引 とさせていただきます。 



当店の 「お買い上げ袋」 は、 「厚さ 50ミクロン以上」 に当たり、レジ袋有料化の対象外です。むしろ繰り返し使用が推奨されています。

もちろんプラスティック・ゴミ削減には賛同しますので、ご持参の袋をご利用の方には、お買い上げ総額から上記の割引をさせていただきます。







*  *  *  *  *
 
 
ということです。。。
 
 
 
今回のレジ袋有料化を期に、各種業界で、店名入りの不織布バッグなどを配布し、その袋を持ってきたら 「××円割引」 みたいなことが起こってくると思います。
 
 
 
ただ、中古レコ屋を回っている人間は、だいたい一日に複数店を回るわけで、お客さんの立場からすると、それだと 何種類かの店の袋を持って歩かなきゃいけないことになっちゃいます。
 
 
 
また、仮に A店の袋を持っていて、 B店で買い物をした場合、A店の袋に入れてくださいっていうのは気が引ける方もみえるんじゃないでしょうか。 (当店では、他店の袋でも10円引きいたしますのでご遠慮なく。)
 
 
 
 
 
その点、当店の袋は 「無地」 !!!
 
 
 
どこの店でも気兼ねなく使える。
 
これぞ時代の最先端です (笑)
 
 
 
おまけに、
 
当店でのお買い物には 「 50円引き 」
 
 
もちろん100円のレコード1枚買っても50円引きです !!!
 
 
 
 
 
 
 
 
さあ、明日からポケットには、当店の 「無地袋1枚」 入れて中古レコ屋を回りましょう !!!
 
 
 
 

Lee Morgan 『Candy』~ 中古レコ屋の必修科目「聴き比べ」というお仕事。



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✼  ✼  ✼       27th  June,  2020    ✼  ✼  ✼





リー・モーガン 『キャンディ』
の聴き比べをしてみました。





レコード店をやっていると、お客様から




「このプレスの音はどうですか?」




と質問されることがよくあります。






レコードは、基本的に演奏の原初の記録である録音テープ(=マスターテープ)が保管されていて、そのテープ(またはそのダビングされた複製テープ)から、再発売の都度、プレス金型の母版(ラッカー盤)をカッティングし直して製造されます。




( 注: 金型の一つである 「メタルマザー盤」が保管されていてそこから再生産されるケースもあります)




【参考】

→ 当ブログ『レコードのカッティングとマトリクスのこと。』(2018年7月31日)



→ 当ブログ『レコードのカッティングと音の違いについて思うこと。サキコロ、RVG、倍音、ノイマン、リマスター・・・』(2023年2月27日)







この「カッティング」によって出来上がるレコードの音は決まり、同じタイトルのレコードでもさまざまな国のさまざまな会社が再発売するたびに異なる音のレコードとなるわけです。




もっと言うと、一つとして同じ音はないわけです。




再発売では時に販売価格を安くするため(「廉価盤」)、製造コストも抑えようとしてあまり丁寧でないカッティングがなされることもあったりします。




(※ レコードの音を最終的に大きく決定するのはカッティングです。昔からよく聞く「再発売の度にマスターテープの劣化により音質が悪くなる」というのは短絡的過ぎかと思います。カッティング技師の手腕・時代によるカッティング理念やカッティング機器の変化などの方がレコードの音質決定には遥かに重大です。)







お客様の 「音どうですか?」 というご質問は、単に 「そんなに悪くない」 という答えを期待するものと、もっと踏み込んで 「オリジナルに比べてどうか」 というケースがあります。




もちろん後者は、かなりレコードを聴き込んだお客様。




そして、その質問の意図に応えるには店員自身がオリジナルの音を知っている必要があるわけです。


 



今日は先日入荷した リー・モーガンのブルーノート盤 『キャンディ』 の2008年発売、東芝EMI  TOJJ-6507をオリジナル盤と聴き比べてみました。









店の装置はたいしたものではなく、また、私の耳も輪をかけて大したものでないため(笑)、ネット上であまり詳細なことを書くことは控えますが、東芝2008年盤はかなり健闘していると言っていいでしょう。




カッティング・エンジニアは小鐵徹氏。




オリジナルを100点としたら 「85点以上」 は行けそうです。



(これはジャズのヴィンテージ録音盤を現代の機材でカッティングする条件下では究極の点数だと思います。)






『キャンディ』のUS盤は、ブルーノート版権所有者であった Libertyプレス盤や UAプレス盤がなく、オリジナル以外ならどの盤で持つかはファンにとって重大な問題です。




(※ Blue Noteの版権=音源管理権を歴代継承したLiberty社→UA社→Capitol社などはオリジナルのマザーテープやメタルマザー盤を使った再発が可能だが、東芝とかClassic RecordsやMusic Matter社などの場合はメタルマザーの使用はできず、テープもダビングされた子テープ、孫テープからのカッティングやり直しとなるので音質差が大きい。)






国内盤だけでもレコードでは 9回発売されています。









1971  東芝EMI  NR-8845
1976  東芝EMI  LNJ-70087
1979  キング GXK-8131
1983  キング   BLP-1590
1984  東芝EMI  BLP-1590
1991  東芝EMI  BN-1590
2004  東芝EMI  TOJJ-6507
2008  東芝EMI  TOJJ-6507
2013  ディスクユニオン  DBLP-054


はステレオ盤 )






ついでにdiscogsで調べると、海外では次の 7回かと思います。









1969  米 Sunset Records盤
2005? 米 Capitol盤?
2009 米 Music Matters 2×45rpm盤
2009 米 Classic Records盤
2015   EU Elemental Music盤
2016   米Music Matters盤
2017   EU Jazz Image盤






『キャンディ』 が好きなら、お財布さえ許せば、これらの各プレスのうちどれが自分の好みかを探す楽しみがある。



( 好みじゃない方はラジオデイズ・レコードが高価に買い取ってくれる!)






いやぁ、レコードってほんとめんどくさい趣味ですね。






そして、それがなんと楽しいことか。






当店のツイッターをご覧の方はご承知ですが、私は夜な夜な店に残っては店頭のレコードの聴き比べをやって日々「研鑽」しています(笑) 👉 当店ツイッター






Doug Watkins  『Watkins At Large』
オリジナル盤・キングGXK盤・東芝LNJ盤



 


 

Dave Bailey  『Bash』
オリジナル盤 ・ トリオPA盤








Tony Fruscella 『Tony Fruscella』
オリジナル盤・米Rhino盤







『キャンディ』東芝盤、『ワトキンス・アット・ラージ』東芝盤、『バッシュ』トリオ盤、『Tony Fruscella』Rhino盤 とも店頭販売中です。







それでは本日も皆様のご来店をお待ちいたしております。





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小池輸入レコード店のこと ~ ジャズ、ロックなどのLPを追加しました。



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✼  ✼  ✼       25th  June,  2020    ✼  ✼  ✼









👆 スマホの方はここをダブルタップ  👆









ロック・ソウル・ジャズのオリジナル盤・初期盤LPを追加しました。


 



通常の追加案内を再開いたします。


各ジャンルから4枚をご紹介。


4枚以外にも 同系統の追加も入っていますので楽しみにご来店下さい。















ロックはいずれもUKオリジナル盤、


EL&P / Pictures At An Exhibition
(英Island 黒/ピンクi  -1U/-1U)
ワン・オーナー 極美品

King Crimson / Starless And Bible Black
(英Island ピンクリム -2M/-3M)
ワン・オーナー 極美品

Wings / Venus And Mars
(英Capitol -1U/-1U)
インナー、ポスター×2、ステッカー×1
ワン・オーナー 極美品

Eric Clapton / 461 Ocean Boulebard
(英 RSO -1/-1)
ワン・オーナー 極美品






ソウルはお手頃価格帯、


Street Corner Symphony / Harmony Grits
(米Bang オリジナル盤)

Johnnie Taylor / Rare Stamps
(米Stax オリジナル盤)

Five Blind Boys / Precious Memories
(米MCA 2ndプレス)

The Chambers Brothers / Unbonded
(米Avco オリジナル盤)






ジャズはRVG・Van Gelder刻印入り盤、


Wayne Shorter / Night Dreamer
(米Blue Note 青白♪)

Herbie Hancock / Empyrean Isles
(米Blue Note 青黒♪)

John Coltrane / Village Vanguard
(米Impulse オレンジABC-PARAMOUNT)

Joun Coltrane / Village Vanguard Again
(米Impulse オレンジABC-PARAMOUNT)












➽  さて、写真の最上段の4枚をよくご覧いただくと 「小池盤」 という付箋が貼ってあります。








他にも店頭のジャズ・コーナーを中心に「小池盤」がたくさんあります。



















小池盤の付箋が付いたものは 「小池輸入レコード店での購入盤」 と当店が認定したものということです。








小池輸入レコード店さん(以下、小池さん)は、当店から東へ50mほど、雲竜・フレックスビル東隣にあった老舗輸入盤店です。









1950年代後半~80年代前半まで営業され、私より少し年上の名古屋のレコード・ファンの方々にはさぞや思い出深いお店でしょう。













➽ 私が小池さんを訪れたのは、高校1年生のとき(1978年)に学生服を着て。
 
 







ガラス越しに中をうかがっていると、中にいたご主人が入っておいでと手招き。
 








 
店内のレコードはそんなにたくさんは無かった記憶があります。
 
 









「どんな音楽を聴くんだい?」 「レコードは何枚持っているんだい?」 みたいなやりとりがあって、結局、「大人になってお金に余裕ができたらまたおいで。」 ということで、レコードは売ってもらえませんでした。
 










 
そしてそれ以後、私は小池さんの扉を開くことはありませんでした。
 
 


 








 
後から知ったことですが、この店頭での「一次面接」をクリアした人だけが奥の部屋に通され、そこで、ご主人から長々とレコードについての話をしていただき、購入に至るというシステムなのでした。
 
 








私は、一次面接不合格だったわけですが、今思えば、レコードなんかにあまりのめり込まず、勉強しなさいというご差配だったと感謝しています。














➽ 閉店して40年近くにもなりますが、現在も看板は出ています。








(2020年6月25日撮影)
 
 

 
 




「小池輸入レコード」 とネット検索すると、実に興味深い「都市伝説」 がたくさん出てきます。










簡単に言うと、










小池さんで売っているレコードは「特別に製造されたもの」で、一般市場に出回っているものとは違い素晴らしい音がする






というものです。




→ Google検索結果 「小池輸入 レコード」










 
今でも時折ヤフオクなどに 「小池輸入レコード店盤」などと銘打った出品があり、通常より落札価格が跳ね上がったりすることがあるほどです。
 







 
たしかに今聴いても、小池さんの盤はとても良い音がするものが多いというのが正直なところです。お客様と試聴してみても皆さま表情がパッと変わりるほど。
 
 

 






小池さんで売っていたお値段も結構高くて、当時名古屋で一番多く輸入盤を売っていた伏見のヤマハのレコード店の2倍から3倍ぐらいしていたそうです。









それでも、ネット情報のある今と違って音の良いレコードを試聴して買えるということで、授業料・情報料だと思って皆さん購入していたようです。
 
 






 
 
当時小池さんで購入しておられたご年配のいろいろな方に伺った話を総合すると、実際には、「特別に製造されたもの」ではなく、小池さんのご主人がその素晴らしい耳と装置で試聴して「良い音」と思ったものを10枚とか20枚とか仕入れて、それらを店の装置で顧客に試聴してもらい勧めて販売していたのだということのようです。
 
 





 



小池さんのご主人はすでに故人ですが、経緯はどうあれしっかりした耳と装置でよい音のレコードを選別し、名古屋のレコード・ファンに頒布していたわけで、その熱意と努力には頭が下がります。
 
 










 
 
 
➽ さて、店頭の「小池盤」という付箋を見て、「どうしてそう言えるのか」 と質問される方が時々みえます。
 
 








目印があるわけでもないのでもっともな疑問です。
 
 








 
私が「小池盤」と認定するのは、
 
 



(1) 当時、小池さんで購入した方のワン・オーナー品


 
(2) 当時、小池さんで販売していたタイトル・プレスであること

 

(3) ある程度の枚数をまとめて持ってこられた場合


 
(4) 買取に持ってみえた方のお話の内容
 




 
 
などを総合してです。
 
 
 








(2)については、小池さんのご主人のお眼鏡にかなわない盤は扱っていなかったからです。
 


 また、ジャズやロックはある程度扱っていた年代に偏りがありました。







たとえば『サキソフォン・コロッサス』は70年代にはドイツのBellaphon盤を選んでいました。
 


また、ビートルズのUK盤は70年代に入ってから仕入れ始めたようで、『Let It Be』は初回プレスだが、『ホワイト・アルバム』や『SGT』は2ndプレス期に当たるものを販売していたようです。
 
 











 
それから、もう一つ大事な判定要素が。。。
 
 










 

 
それは、買取でお持ちいただくレコードが入っている 「袋」 です。
 
 







 
 
 
 
 






  
当時、小池さんではLPを横向きに入れると 2cm ほど右のほうが余るぐらいの大きめの独特の質感のビニル袋に入れて販売していて、購入者もその袋のまま持ち帰ったのです。
 







 
この袋が付いたままお持ちいただいた盤は、ぐっと信憑性が高まります。
 
 
 








 
ある日、当時小池さんでたくさんレコードを購入されていたある年配のお客さまにこの袋をお見せしたところ、
 
 










「間違いない。小池さんの袋だ。うちにもまだ何枚か残っている。そこにある袋、捨てるのなら全部譲ってくれ」
 


と。
 
 






 
以来、当店では基本的に「小池盤」はこの袋に入れたまま販売しています。
 
 






 
最後に、当店は小池盤だからといって、通常の相場より高い値付けはしていませんのでご安心ください。





(私が見た中で最も古い小池盤と思われるレコード)









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女性昭和歌謡、洋楽のシングルを計150枚ほど追加しました。



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✼  ✼  ✼       15th  June,  2020    ✼  ✼  ✼




 
シングルの商品化作業を久々にまとめてやってみました。
 
 
 
まずは昭和歌謡女性モノ。
 
 
 
 
 
積んであるのは 60円コーナーです。
 
 
 
 
続いて洋楽、ロック系。
 
 
















ちょいと古めの洋楽。



 

 

 
商品化で疲れました~
 
 
タイトル等は今回は省略させてください。
 
 
とりあえず写真を拡大して楽しんでください(笑)



 
 " Take It Easy ! "
 
 
 
 

※ 申し訳ございませんが、価格等のお問合せ、取り置き、通販は承っておりません。
 

 

それでは皆様のご来店をお待ちいたしております。





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【6月の追加品 ② 】ジャズ 初期盤・高音質盤・TBM・OJC



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✼  ✼  ✼       4th  June,  2020    ✼  ✼  ✼






6月の追加品 (その2) はジャズ編です。

 

あくまでも 「6月の追加品」 ということでの紹介といたします。


「密」防止のため、おおむね2週間以内のどこかで追加となります。新しい日常、ということでご了解ください。追加日は未定です。 ご都合のよろしい時にご来店いただき、狙っていたものが入っていたらヨシ、とお考え下さい。
 
 
(商品の追加日のお問い合わせはご遠慮願います。また、取り置き、通販も承っておりません。)
 



USオリジナル盤・初期盤は、




Andrew Hill / Smokestack
(Blue Note NY Ear オリジナル盤)
DGなしでオリジナルです。

Joe Henderson / Inner Urge
(Blue Note NY Ear オリジナル盤)
DGなしでオリジナル盤です。

Dexter Gordon / Dexter Calling
(Blue Note 音符ラベル RVG刻印)
音符ですがRVG入り。出ないタイトル。

Sonny Rollins / At The Village Vanguard
(Blue Note Liberty モノ RVG刻印)
このLibertyモノRVGもありがたい存在。

Tommy Flanagan / Trio
(Moodsville 右紺 モノラル RVG)
ジャケットはコーティング。緑でもDGなしだとカゼ引きが多いのでこの右紺の方がオススメ。

John Coltrane / Lush Life
(Prestige 右紺 モノラル)
この色目のLush Lifeもオツなもの。

John Coltrane / And Johnny Hartman
(Impulse 赤黒 VAN GELDER)
人気タイトルでオリジはかなりお高くなりました。

Joe Wilder / Wilder 'N' Wilder
(Savoy マルーン Lamジャケ)
RVG入ってませんが、よい音です。オリジとの聴き比べでも両方持っていたくなります。



ジャズ近年盤、高音質盤は、





Norah Jones / Come Away With Me
(Blue Note オリジナル盤)

Diana Krall / The Girl In The Other Room
(Verve オリジナル盤)

Jacintha / Here's To Ben
(Groove Note 12" ×2)
Bernie Grundmanカッティング

Helge Lien Trio / To The Little Radio
(DIW オリジナル盤)

Bill Evans / Waltz For Debby
(Analogue Productions)
Doug Sax カッティング

Art Pepper / Meet The Rythm Section
(Analogue Productions)
Doug Sax カッティング

ポール・ゴンザルベス / ブーム・ジャッキー・ブーム・チック
(ユニバーサル・ミュージック)

ラース・ガリン & オキ・ペルソン / s/t
(ユニバーサル・ミュージック)




和ジャズは Three Blind Mice 特集





日野元彦 『流氷 RyuHyo』
(TBM- 初回盤・白ラベル)

今田勝 『ソロ・ピアノ』
(TBM-60 初回盤・白ラベル)

山本剛 『サマータイム』
(TBM-69 初回盤・白ラベル)

横内章次 『ブロンド・オン・ザ・ロックス』
(TBM-65 初回盤・白ラベル)

宮間利之 『サンデイ・シング』
(TBM-67 初回盤・白ラベル)

高橋達也と東京ユニオン 『ガット・ザ・スピリット』
(TBM-68 初回盤・白ラベル)

森山浩二・山本剛 『ナイト・アンド・デイ』
(TBM-58 初回盤・白ラベル)

ジョージ川口 『ザ・ビッグ4』
(TBM-66 初回盤・白ラベル)


今回は、TBM-60番台中心の入荷です。 ジャケット・帯は多少使用感ありますが、盤質は、すべて「A」。


そして、なんと言っても全て見本盤 「白ラベル」です。 レーベルには 「見本・非売品」とだけ印刷され、個々には青いインクのゴム印で 「TBM-××」 とレコード番号が押されています。


晴らしい音質のTBM初回盤を、さらに最高の音でお楽しみいただけるかと思います。








この他、以下、80's OJC盤。 すべて新品同様、400円~980円 です。( こちらは、本日全部追加いたしました。)







さて、ここで・・・






只今、店内に ビル・エヴァンス 『ワルツ・フォー・デビイ』 が4つのプレス違いであるので、作業の手を休めて聴き比べをしてみました。



① (右上)
米 Riverside RLP9399規格 黒DG
1962年プレス オリジナル盤

② (左上)
日 ビクター SMJ規格
1975年プレス

③ (右下)
米 Analogue Productions盤
1992年プレス

④ (左下)
米 OJC盤
1980年代プレス


(※ ①④は試聴用参考品で現在の店頭商品ではありません。)



いずれもステレオ盤で、奇しくも各々 60・70・80・90年代の製造の盤となります。



①のオリジナル盤は、やはりさすがです。各楽器の響きが自然で、深み、ふくよかさが感じられます。一言で言って調和が取れた実体感のある音です。ライブ会場、ヴィレッジ・ヴァンガードの「空気感」(地下にありながら、日本と違って湿っぽくはなくザラッとした独特の空気感・・・3回行かせていただきました。。。) もしっかりと感じ取れるプレスになっています。

あと、音楽の本質ではないことですが、グラスの触れ合う音や人の咳の音もちゃんと自然界の音として聴こえます。これが自然に聴こえないと言うことは楽器も本来の音でなくなっているのではないかと疑いたくなってしまいます。



③、市場では大変なプレミアム価格となっているアナログ・プロダクション社プレス盤は、ピアノ、ベース、ドラムスの音それぞれの存在感がとても際立っています。

シンバルはどこまでも伸びやかで黄金色に輝き、ベースは弦の1本1本の震えが見えるような音です。各楽器それぞれを単体で最高の音にマスタリングした結果としてのピアノ・トリオ作品といった感じです。

ただ、グラスの音はガラス感が乏しく、咳の音は他の3枚に比べかき消されたかのように小さくなっています。私には演奏全体も自然な感じには聞こえません。。。

しかしながら、しっかりしたオーディオ・システムでこの「レコードを演奏」する快感と悦びは最高の贅沢な時間だと言えましょう。



②のビクターSMJ規格盤。とてもバランスの良い音です。当店のシステムでは一番音楽を聴くことに集中できる自然さがあります。グラスの音や咳の音もかなり自然です。コスパは抜群だと思います。


④のOJC盤。80年代OJCの多くに共通して言えることですが、4枚の中では一番明るく乾いた感じです。 咳の音などは紙をカシャカシャとしたような音に聴こえます。このレコードの限らず、OJC盤の多くは非常にコスパが高いと思います。



あくまでも店の入門オーディオでの試聴ですので、高級機で聴いた場合とは異なると思います。(ましてや私の「駄耳}。)


ただ、誰しもが何百万ものオーディオで音楽を楽しんでいるわけではありませんので、同一機器での一つの試聴結果として参考にはなるのではないでしょうか。


いずれにしても、レコードはプレスによってガラリと音が変わり、ご自身のシステムとのジャスト・フィット盤を探すのが大きな楽しみだと思います。



もちろん、お財布の許す範囲という実に「悩ましくも楽しい」条件付きで (笑)



それでは皆様のご来店をお待ちいたしております。




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