Virginia Astley『From Gardens』、The Bee's Knees『Pure Honey』、鈴木勲『モンゴリアン・チャント』などを追加しました。

    

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✼  ✼  ✼      30th  Mar,  2023    ✼  ✼  ✼







本日の追加盤から紹介いたします。












Virginia Astley / From Gardens Where We Feel Secure
(英 Rough Trade ROUGh 58)
1983年 オリジナル盤
MAT= -1/-1
w/ Original Inner Sleeve 













The Bee's Knees / Pure Honey
(米Derrick DRC-1001)
1979年 オリジナル盤
Honey color vinyl













Joe Heukerott / Bittersweet
(米 Sleepy Morning SMR-8149)
1983年 オリジナル盤



こんな顔したオッサンがそこはかとなく繊細で心優しい音楽を奏でる米SSW隠れ名盤です。



















Tony Kelly / I Never Got
(独 Goodear EAR5009)
1975年プレス盤



なぜかせみまーる氏のラビリンスでも扱われていないイギリス人SSW。傑作『Bring Me Back』に次ぐ2ndアルバム。こちらも良いです。













Afrika Bambaataa & Soulsonic Force / Planet Rock
(米 Tommy Boy TBLP-1007)
1986年 オリジナル盤













Jan Pt. Wroblewski / Polish Jazz Vol.3
(ポーランド Muza XL-0246)
1965年 オリジナル盤
MONO 



欧州産ハードバップの最高傑作と言っていい内容。音質も抜群で大推薦盤。













鈴木勲『モンゴリアン・チャント』
(パドル・ホイール K28P-6035)
1980年 オリジナル盤
















O.S.T.『時空の旅人』
(Moon MOON-40001/2)
1986年 オリジナル盤
ジャケ シール跡









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Miles Davis『The Musing Of Miles』黄NYCフラット・ディスクなんだけど・・・

    

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✼  ✼  ✼      18th  Mar,  2023    ✼  ✼  ✼







今日の新入荷盤です。













Miles Davisの『The Musing Of Miles』
(Prestige PRLP-7007)

黄 NYC  FLAT  DG  手書きRVG

盤= NM/NM-
ジャケ= NM-





普通ヤフオクなどでこの情報だけ見るとオリジナル盤だと思ってしまいがちな盤です。







手元に2枚の『The Musing Of Miles 』があります。1枚は今回入荷盤、もう1枚は私の私物です。







2枚のレーベルは、











ともに「イエローNYCラベルDG有り」。





これだけ見れば両者ともオリジナル盤とみなしてしまうでしょうし中古レコード店でも両者ともオリジナル盤と表記されることがあります。






ただ黄色の色目が若干違います。左は「レモンイエロー」、右は「山吹色」とされるものです。また、3時方向の表記が「HI FI」と「HI FIDELITY」と異なっています。










そしてディスクの形状も違います。





左は「グルーヴガードあり」、右は「フラットエッジ」です。





エッジ部の盛り上がりがグルーヴガード







つまり、


レモン = グルーヴガード(GG)あり


山吹色 = フラットエッジ


ということです。










一般的にブルーノートはじめジャズの1950年代プレス盤はフラットディスクのあるものは「フラットディスクがオリジナル」とされます。











しかしながらプレスティッジの場合は若干様子が異なるようです。








2枚のディスクのマトリクス部を見ると、




レモンGG盤





山吹フラット盤






山吹フラット盤には7030番台のアルバムから入るようになる「横向きA」(スタンパー記号)が見られます。また山吹フラット盤にはこれまた7030番台から現れる「手書きAB」も入っています。





山吹フラット盤にはABも












また、この2枚が入っていたジャケットなんですが、、、













レモンイエローの方が7000番台前半に見られる額縁仕様ジャケット。山吹フラットの方は7050番辺りから恒常化するコーティングジャケットなのです。






もっと言うと、












レモンイエロー盤が入っていたのはジャケ裏住所が「446」番地、山吹フラット盤が入っていたのは移転後の「447」番地、さらに7007番より後から出るアルバムの写真も載っちゃってる。













つまりこの2枚の場合「フラットディスク」のほうが後発ということなのです。








私は当ブログの『プレスティッジ・オリジナル盤判定法』において、



『 ブルーノートではフラット盤は最初の50枚ぐらい(1501~1550番台)でキッパリ終わりなのに対し、プレスティッジはフラット盤であることが必ずしも初期仕様の証しとはならないと思われます。

ブルーノート最終のフラット盤は1557番で 57年7月発売なのに対し、プレスティッジ最終のフラット盤は7142番で 58年11月発売です。

利便性に秀でる "新方式" =GG盤が急速に普及する中で、こんなに遅くまで旧式のフラット盤プレス機でのプレスをしていたジャズ・レーベルはプレスティッジだけです。

旧式でコストも抑えられたとすれば、むしろ7050番台以降でフラットとGG盤の両方が存在するタイトルは、フラット盤は初回発売分ではなく リプレス分だという考えすら成り立ちます。』





と述べている通り、プレスティッジの場合は「フラットがオリジナル」とは必ずしも言えないようですな・・・








▶ 『オリジナル盤 判定・見分け方 「プレスティッジ Prestige」 編』














※ おまけ: マトリクス部の写真をもう一度よーーーく見てください。PRLP-7007というレコード番号の書き方(筆致)が違っています 。実はこの2枚、別カッティングなんです(両面とも)。送り溝の幅も違います。もちろんともに手書きRVG入り。ヴァン・ゲルダー氏はわずか1、2年後なのに何故カッティングをやり直したのか???  カッティングが別ならば音は必ず違います。私の聴いた感想は店頭でお尋ねください(笑)





左= レモンGG盤 A面   右= 山吹フラット盤 A面
(B面も1.25mm:1.35mmとレモンが狭い)







※ PRLP-7007番の初期盤にはこの他にもレーベル・ヴァージョン違いがあります。Discogsをご参照ください。








それでは皆様のご来店をお待ちしております。







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