The Jazz Messengers ブルーノート1507 & 1508番 他が新入荷。

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 ジャズLP オリジナル盤・初期盤を追加しました。


 

Blue Note、Riverside、Prestige、New Jazz、Verve、Pacific ・・・ 

複数のお客様からの買い取り品、海外直送盤からのセレクションです。オリジナル盤、60's初期盤、70's後発盤など、お値段も内容もバラエティに富んでいます。

写真に見えるのはRVG盤だけですが「山」の中も大半がオリジナル盤です。

そんな中で1枚。


The Jazz Messengers / At The Cafe Bohemia Vol.1 & 2

(Blue Note 1507&1508 Lex DG no-flat no-frame)


アルフレッド・ライオンにとって念願の12インチLPシリーズである1500番台。

 しかしながら1501~1506番は10インチ時代に5000番台で世に出したものの12インチ化。

 実質はこのメッセンジャーズのカフェ・ボヘミアでのライヴ盤が1500番台の最初、言い換えればハードバップ黄金時代の夜明けだったわけです。

もちろん5000番台にもハード・バップの名演はたくさんあるわけですが、私はこのアルバム冒頭のブレイキーによるナレーションを聞くといつも胸が高鳴ります。




中山康樹氏は『超ブルーノート入門』(集英社新書)で 「ジャケットに大きく踊る"ザ・ジャズ・メッセンジャーズ"の文字。アート・ブレイキーもホレス・シルバーも誰の名も大書きされていない。これこそが"ハード・バップ"という音楽であり、精神だった。」 と書いておられます。

「誰か」を聴くためではなく「ハード・バップ」を聴く。まさにハード・バップ黄金時代幕開きにふさわしいジャケットだと思います。




LP2枚、全曲素晴らしいのですが、そんな中で今日の1曲はハンク・モブレー作曲による 『Avila And Tequila』

まずは初収録された55年3月録音の10インチ盤 5066番の演奏から。

♬ Hank Mobley / Avila And Tequila (1955年3月 5066番収録)



続いてメッセンジャーズのカフェ・ボヘミア 1508番、

♬ The Jazz Messengers / Avila And Tequila (1955年11月 1508番収録)



5066番はラテン・リズムの曲ながらワン・ホーンで落ち着いた大人の夜のテキーラといった感じの滑らかなトーンです。

ところが約半年後の1508番での演奏は一転、ライブの熱気と2管編成ということもあってか実にエキサイティング、灼熱の太陽の下であおるテキーラといった感じです。



冒頭2分20秒にもおよぶブレイキーの烈火の如きドラムロール。

すっと入り込むシルバーの霊的でさえある4小節のあと満を持して現れるテーマ・メロディのユニゾン。

先発ソロは作曲者のモブレー、いつも言う肝心のソロの「最初の一音」。モブレーをイモという人へ、モブレーは明白に天才ハードバッパーの一人です。


私はなぜかこの演奏を聴くと、黒澤映画 『天国と地獄』の中盤、怪しいダンス酒場での 「ヘロイン受け渡しの場面」 を想起するのです。 この得も云われぬ場末感、ヤクザな感じ、たまりません。。。




無人島レコード、『ソニーズ・クリブ』 じゃなくこっちだったかな。(笑)



それでは本日も皆様のご来店をお待ちいたしております。


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