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Miles Davis 『Kind Of Blue』 6EYE DG モノ盤ほかを追加。

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➽ マイルス・デイヴィスの Columbia時代 のオリジナル盤 4タイトルを追加しました。




Miles Davis / Kind Of Blue
(6EYE DG Mono 1D/1AD)

Miles Davis / 'Round About Midnight
(6EYE DG Mono 1A/1A)  sold

Miles Davis / 'Round About Midnight
(6EYE no-DG Mono 1AA/1G)  sold

Miles Davis / Four & More 
(2EYE Mono 1C/1C)  sold

Miles Davis / Nefertiti
(2EYE Stereo 2A/2D)


上記4作品は、マイルスのコロンビア時代の人気トップ4といってもいいのではないでしょうか。(Someday~、My Funny~ 等々他にもご意見はありましょうが。。。)


今回追加盤は Nefertiti 以外、きっちりモノラルのオリジナル盤です。 盤質はVG+~NM-レベル、ジャケットはリング・ウェアものほとんど無い良品です。
流石は天下のコロンビアの音、、、"体幹" のしっかりした中低域を軸に最高域まで見事な表現のモノラル・サウンドをお楽しみいただけます。

マイルスのコロンビア移籍は、私たち現代のレコード愛好家にとっては良かったのでないのかなと思います。50年代末から60年代のマイルスの音楽性はプレスティッジの色 (つまり一介の録音技師たるVan Gelderの色)に染まるべきではなかったと思うからです。 コロンビアによって、巨人に成長していったマイルスの音を、私たちは恣意的な色付けの少ない、最高の録音技術を擁したコロンビアの音で耳にすることができています。 (・・・ ヴァン・ゲルの色付けももちろん好きですが。)


それでは本日も皆様のご来店お待ちしております。



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ジャズ、ブラック・ミュージック、和モノ男性などの LPを追加しました。

   

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✼  ✼  ✼      20th  Nov,  2020    ✼  ✼  ✼






雨の金曜日。



4時半ごろから暗くなってきました。



今日はお客さまも少な目です。




一方で追加作業は黙々と進行。





➽ ジャズの LP、









マイルス、コルトレーン多めです。






➽ そんな中から、







マイルス・デイビス 『アーリー・マイルス 1951 - 1955』
(ビクター MJ-7083/4  2LP)
Mid1960's  




このタイトルの字体と色使い。



デジタル化した現代の私たちには、もはやできないデザインですな。






➽ お次は、







アート・ファーマー 『ホエン・ファーマー・メット・グライス』
(ビクター SMJ-6544M)




私これ、高校時代に新品で買いました。




最初に買ったジャズのLP、バリー・ハリス『ブレイキン・イット・アップ』と同じくジャケ買い。




冬枯れのNYのセントラル・パークなんでしょうか。内容も素晴らしいものでした。





Youtubeや配信もない、ラジオなどでも滅多に流れない、ジャズを聴いているような友達や年上の知り合いもいない。




今でこそ「ジャケ買い」ってなんだかカッコイイ買い方みたいなんですが、我々の若いころはジャズに関しては基本すべてがジャケ買い(笑)







2,200円だったのか。




月5,000円ぐらいの小遣いだったのになあ。



まあ、月に2回ぐらい「模試のお金ちょうだい」ってやってたから(笑)



成績表も一度も見せろと言わなかった母に感謝です。





入荷したこのLPを手にとりそんなことを思う夕暮れ時でした。。。







➽ ブラック、和モノ男子も少々、









今夜は残業の予定。



お天気回復した明日からの3連休。



セール並みのご来店をお待ちしております。



もちろん、換気、感染対策は万全に。





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レコードの「カッティング」と「マトリクス」のこと。


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✼  ✼  ✼     31st July,  2018    ✼  ✼  ✼





※ こちらの記事に関連して2023年2月も記事を書きました。

よろしければそちらもお読みください。










『Miles Davis / Four & More』 US盤が2枚新入荷しました。




 



右: 1966年のステレオ・オリジナル盤 (CS9253 1B/1B )
左: 1977年の3rdプレス・ステレオ盤 (PC9253 2A/1F)




右がオリジナル・ラベルです。コロンビアの目玉のようなマークが2つ入っているので、通称「2EYE(s)」。



このレコードは、山口孝氏の名著『ジャズ・オーディオ・ウェイク・アップ』で、その録音、音質が「ジャズ史上最高のライブ盤の一枚」と評されたステレオ盤をお勧めしますが、ステレオ2EYE盤は、マト1A/1Aともなると美品なら、お値段もかなりのものになってしまいます。



そこで、私がお勧めしたいのが、70年代プレスの2ndや3rd盤です。オリジナルの3分の1、4分の1とかの値段で手に入れることができます。


一口に2ndプレスとか3rdとか言いますが、音はどれほど違うのか?


 仕事柄たくさんのレコードを扱っておりますと、再発盤の中にも、「ムムッ、これは!」と思わせる盤が確かに存在すると日頃よく感じます。




レコードの「カッティング」について。



ミュージシャンの演奏がレコード盤となり我々の耳に届くまで、レコードの音質に決定的影響を与えるのは「録音」と「カッティング」だと言われています。




「カッティング」とは、録音されたマスター・テープの音を、レコード盤のプレスの「版元・原版」に刻み付けることです。



表面にラッカーを塗ったアルミの円盤を回転させながら、機械で音溝を刻み付けていきます。



マスターテープの「磁気信号」を、物理的な「ギザギザの山」に置き換えるわけですから、これは機械に任せておけば誰がやっても同じようにできるわけにはいかず、技師の調整・裁量・さじ加減で仕上がり方は千差万別になります。




こうして出来上がるのが最初の「プレス型」である「ラッカー・マスター (以下ラッカー盤)」です。



そしてこの時仕上げに技師によって刻まれるのが「マトリクス記号/番号」です。(以下「マトリクス」、Matrix=「鋳型」の意。)





カッティング技師がマトリクスを刻んでいるところ。
(Berliner Maister Schallplatten社使用許諾済)




この大元である「①ラッカー盤(音溝は凹)」は、「②メタル・マスター(凸)」→「③メタル・マザー(凹)」→「④スタンパー(凸)」 と工程を踏んで、最終的にこのスタンパーによってレコードの材料であるポリ塩化ビニールを圧迫して「レコード盤(凹)」になります。



マスター・テープ
⇩ (カッティング)
① ラッカー・マスター(音溝は凹)
⇩
② メタル・マスター(凸)
⇩
③ メタル・マザー(凹)
⇩
④ スタンパー(凸)
⇩
レコード盤(凹)



どの段階の「プレス型」も使用していくと摩耗等による劣化があるので、いずれも複数製作されます。



(1枚のスタンパーからは通常2~3000枚がプレスされます。また、1枚のメタルマザーからは5・6枚のスタンパーが作られます。500万枚売れた「およげ!たいやきくん」は17回カッティングが行われたということです。)



カッティング作業は、初回発売当初から、将来的な増産を見越し複数製造されることもあれば、思わぬ売れ行きで、後から、時には10年以上後で再度カッティングしなおされることもあるでしょう。



普通に考えれば、初回発売時にカッティングを担当する技師は、巨人マイルスの新作だということでColumbia社きっての超一流の技師である可能性が高いと思います。



しかしながら、もし後年に増産の為にカッティングをやり直す場合は、あくまで「旧作の再発」であるため、経験の浅い、技量の落ちる技師が担当することも多いかと想像できます。

 



「RVG刻印」 「RL刻印」 「DBH刻印」 「TML刻印」 ・・・



そして、ジャズやロックのレコードで、カッティング時に自らの名を刻むことが許されたほどの腕利きがいます。






「RVG刻印」で名高い Rudy Van Gelder

「RL」は Bob Ludwig   (Robertの愛称がBobなので刻印は"R"L。)

「DBH」のは David B.Hancock

「TML刻印」(=The Mastering Lab)の設立者 Doug Saxなどです。(TMLには複数の技師がいたため、全てがダグ・サックス自身がカッティングしたとは限りませんが。)



※ 「RVG刻印」については過去の記事も合わせてお読みください。
 👉 「RVG刻印」「VAN GELDER刻印」のこと。(2017/12/2)





さてここで、今回の新着盤の下の2枚の写真をご覧ください。


 
(右下は参考写真。)
 


 
これがマトリクス記号/番号です。

〔上〕 が CS9253 66年 オリジナル盤

〔下〕 が PC9253 77年 3rdプレス盤




この2枚のレコードは、マトリクスの末尾が「1B」「2A」と異なるので、当然別々にカッティングされたラッカー盤から作られたスタンパーによってプレスされたものということになります。



しかし、この2枚の盤の場合、マトリクス末尾の違い以外は、文字列の「揃い具合、踊り具合」が完全に一致している  のがお分かりいただけると思います。(ちなみに右下の参考写真末尾「1A」も一致。)




比較のために、こちらの写真もご覧ください。



同じColumbiaのマイルス、『Someday My Prince Will Come』(ステレオ盤)のマト末尾「1A」と「1D」の2枚です。






こちらは、同じ「6EYE」オリジナル・ラベルにも関わらず「315」の並びや「XSM」の次の「-」の有無で明らかですが、文字列の揃い具合が完全に異なっています。


「1A」のカッティングと「1D」のカッティングは期間をおいて行われたため、刻印に用いるナンバリング(打刻)を再度同じ番号に組み直したものと見て取れます。


つまり、「1D」盤は別の技師がカッティングした可能性、別の調整を行った可能性も高まります。





さて今回投入の『Four & More』に戻りましょう。


巨大企業のColumbiaが、巨人マイルスの新作を製造する。


おそらく、当初から後年の追加生産を見据えて多数のラッカー盤が製造され、将来の増産に備えてメタル・マザーの形で保管されたのでしょう。


(国内最大手の東洋化成さんではメタル・マザーは、場所等の都合で1年間だけ保管とのことでした。)




今回の「1B」盤と「2A」盤 (そして参考写真の「1A」) は、文字列の揃い具合の一致から、末尾のみを変更して刻印されたもので、同時期に(あるいは同じ日に)、同一の技師が同一の調整でカッティングしたものの可能性が高いと言えるのではないでしょうか。



つまり3rdプレスの「2A」盤も、音質の上で非常にオリジナル性が高いということです。





このようにレコード各個体の音質については、カッティングが行われた時期、同一のカッティング技師かどうか、同一のレベル調整かどうかが非常に大きな問題だと思います。





はたして今回、投入の2枚の『Four & More』の音の差は?



ご自身のシステムで、ご自身の耳で確かめるのがレコード・ファンの楽しみと思います。


当店は「試聴大歓迎」ですので、もちろん、ご来店いただいた方には、2枚の聴き比べをしていただけます。そして「目から鱗が落ちる」ことになるのかも???



当店では、上記の3rdプレス盤のようなレコードも、きっちりその価値を踏まえた買取査定をお示しいたしますので、「再発だから、買取価格も安かろう」と決めつけないで、ぜひ一度お持ちただければ幸いです。





それでは皆様のご来店をお待ちしております。



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ジャズ、和モノ(女性シティ・ポップ系)などの LPを多数追加しました。

  

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✼  ✼  ✼      30th  Oct,  2020    ✼  ✼  ✼




本日の追加品です。




➽ オープン時追加はジャズ LP、








国内盤、US盤(一部オリジナル盤)です。


右上のかたまりはナイスプライス・コーナー盤です。





➽ そんな中から、






Red Garland / The P.C. Blues
(米 Prestige  7752)
黄緑  VAN GELDER刻印


70年代 7700番台、プレスティッジによくある別ジャケ再発ではなく、これで初発のオリジナル盤です。




いつもの、ポール・チェンバース、フィリー・ジョー・ジョーンズ、アート・テイラーとのピアノトリオ盤。


録音は 1956年5月11日。



そうです。マイルスのマラソン・セッション、すなわち『Workin'』、『Steamin'』、『Relaxin'』、『Cookin'』の4部作が録音された2日間のうちの最初の日です。



ガーランドとしては、緊張を強いられたであろうマイルスとのセッションの合間に、こんなトリオ録音を残していたわけです。


ガーランドのプレスティッジでの最初のリーダー作は、この3か月後の『A Garland Of Red』ですから、本作が一応録音上ではそれに先立つことになるわけです。


あんまり見ない1枚ですので、ガーランド・ファンの方はお見逃しなく。。。





➽ 続いて、和モノ、女性シティ・ポップ・シンガー、








竹内まりや、杏里など帯やシュリンク&ステッカーの付いた美品ばかりです。





➽ そんな中から、






佐藤奈々子 『Sweet Swingin'』
(日本コロンビア LX-7033-A)
1977年 
45 r.p.m.  プロモ・オンリー



2ndアルバム『Sweet Swingin'』から6曲を45回転で収録しています。


レア !!!




➽ お次は、






鈴木さえ子 『緑の法則』
(Dear Heart/Midi Inc   MIL-1005)
1985年 見本盤


シールド未開封品。




➽ お次は、







やまがたすみこ 『エメラルド・シャワー』
(日本コロンビア LX-7036-A)
1978年 見本盤





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ブルーノート & マイルス・デイビス のLPを追加しました。

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➽ ブルーノート & マイルス・デイビス すべてUS盤 で追加しました。




上段3枚は モノラル Liberty, UA盤

ドーハム、モーガン、ロリンズの人気作ですが、USモノ盤ではなかなか出ない3枚です。

 『Newk's Time』 は RVG刻印に加え 「9M」 入りで 1stプレス盤と筆致も一致していますのでオリジナルに極めて近い音と言えます。



中段3枚は ステレオ Liberty, UA盤

こちらもLiberty/UAではあまり多くは見かけない3枚です。Lee Way と Judgement はLiberty/UAはモノラルでは出ていません。



下段3枚は オリジナル盤
Four & Moreはモノラル 2EYE、他の2枚はステレオ6EYE, 2EYEです。




  

【 本日のその他の追加盤 】
  上記の他、以下の各コーナーにちらほらと追加しました。

 [ ロック US盤 ]  
 [ ロック UK盤] 
 [ 和モノ セール品 LP]
 [ ロック CD]



それでは、本日も皆様のご来店お待ちしております。


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私を構成するドナルド・バード私的名盤ベスト9。

   

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✼  ✼  ✼      20th  Dec,  2023    ✼  ✼  ✼











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ツイッター(X)に『私を構成する9枚』っていうハッシュタグ・シリーズがあって私もいろいろ考えてみた。









→ Twittere (X) #私を構成する9枚













全ジャンルから9枚を絞るのはとても難儀なのでロックなら、とかジャズならとか考えても全然絞れない。









なんならブルーノートで9枚とかピアノトリオで9枚とかでも面白いなとか。










で、大好きなこの人なんか一人で9枚行っちゃうなあとなってツイートしてみることにした。











✽ ✽ ✽ ✽ ✽










その人の名は ドナルド・バード Donald Byrd 。













ジャズのトランペッターとしては、クリフォード・ブラウン、マイルス・デイヴィス、リー・モーガン・・・と来て贔屓目に見てもせいぜい4番手ぐらいのひと。。。










しかしながら若い頃の私に多大な影響を与えたレコード収集の師匠、故A氏が大好きだった影響もあって私にとっては一番のひと。










ブラウンよりも長くやって、モーガンよりも多彩で、マイルスみたいに畏れがいらない。










生涯かけて聴いて楽しむには一番の人なんです。










バードは20あまりに及ぶ様々なレーベルに録音(リーダー、サイドメン)があり各レーベルにちゃんと良い作品があります。各レーベルの色、ハウス・ミュージシャンたちに合わせた表現がきっちりできる辺りも ’多彩’ なところ。









で、ここでは1レーベル1枚で選んでみることにします。











ところがこれだと8枚まで選んで最後の1枚が決まらない。









Jazzlineの『Duke Pearson / Hush!』とかRegentの『John Jenkins/ Jazz Eyes』だとちょっと弱い。















そこでRegentなんか所詮 Savoy傍系なんだからPrestigeとNew Jazzから各1枚選んじゃえとなりました。








それでは9枚の発表です。








順位も付けちゃいました〜!!!










✽ ✽ ✽ ✽ ✽










第9位








V.A.  / Motor City Scene
(Bethlehem BCP-6029)
1960年録音




デトロイト出身(育ち)のミュージシャン6人による気心知れた演奏。A1「Stardust」でのフラナガンと昔語りをするかのような交感はジャズって一生だよなって思わせてくれる。





♬ Donald Byrd, Tommy Flanagan 「Stardust」(1960年)


















第8位








Donald Byrd / Byrd's Word
(Savoy MG-12032)
1955年録音




初リーダー作 Transitionの『Byrd Jazz』の翌月、バード2作目のリーダー作。にも関わらずH.Jones(p)、K.Clarke(ds)、F.Foster(ts) という落ち着いたサイドメンに囲まれ一発当ててやろうみたいなところが全くないバードの人柄が滲む滋味深い一枚。




♫ Donald Byrd / Someone To Watch Over Me
















第7位







John Coltrane / Black Pearls
(Prestige PRLP-7316)
1958年録音



数あるPrestigeの Byrd参加作の中から選んだのはこれ。長尺の3曲、たっぷり聴き応えがある痛快作!





♬ John Coltrane「Lover Come Back To Me」




















第6位







George Wallington / The New York Scene
(New Jazz NJLP-8207)
1957年録音




バードとフィル・ウッズの相性は抜群。 聴けばわかるって!




♬ George Wallington「Indian Summer」




















第5位






Donald Byrd / Parisian Thorougfere
(Brunswick 87904)
1958年録音




この猥雑感と奔放さはパリを訪れた興奮からか。これ聴いてるとヴァン・ゲルダー・スタジオがいかに窮屈なところか分かるな(笑)初コンビの Bobby Jasper (ts) が実にいい。



♬ Donald Byrd「Parisian ThoroThoroughfare」









ちなみにこのアルバムには思い出話があって、前述の私のジャズの師匠 故A氏。



歳は私よりちょうど10上。



30年ほど前のある日、いつものようにA氏宅の居間でレコードを聴いているとこのアルバムを聴くことに。当時は新星堂から日本盤が出たばかりでこの幻盤も聴けるようになっていました。







A氏が言うにはA氏がこれを初めて聴いたのは氏が高校2年生のときだったそう。昭和44年(1969年)になる。




ある日A氏のお父さんが「トオル、お前ジャズが好きなら内田君を紹介してやろう。」と。




内田君とは有名な岡崎のジャズ・ドクター内田修氏のこと。




A氏のお父さんは名大医学部卒の開業医、内田修氏は親しい後輩なんだそう。




A氏ももちろん内田氏のことは著作などで知っていて喜び勇んで岡崎の内田先生のお宅へ。



ひとしきり話をしたあと「君はどのミュージシャンが好きなんだい。」ってことになりドナルド・バードですと答えると内田氏はレコード棚からこの『Parisian Thorougfere』のフランス・オリジナル盤を取り出して聴かせてくれたのだそう。








見たことも聞いたこともないこのレコードを聴いたA氏はこの日からジャズのレコードをコレクションする決意をしたということ。







なんでもインターネットでコンタクトできてしまう今の時代にはない逸話です。























第4位







Jackie McLean / The New Tradition
(Ad lib ADL-6601)
1955年録音



バードにとって生涯の盟友と言っていいのがアルトサックスのジャッキー・マクリーン。二人の個性が正面からぶつかり合った快作だ。



 ♬ Jackie McLean「Little Melonae」

















第3位







Donald Byrd / Byrd Blows On Beacon Hill
(Transition TRLP-17)
1956年録音



古都ボストンの中でもひときわ瀟洒なエリア Beacon Hillの住宅での録音。しかもバード唯一のワンホーン作。ファンは全員涙腺緩みっぱなしの一枚だ。



♬ Donald Byrd「Little Rock Getaway」






















第2位







Donald Byrd / Byrd in Flight
(Blue Note BLP-4048)
1960年録音



これまた数多あるブルーノート作品から選んだのはこれ。『Sonny's Crib』『Paul Chambers Quintet』などでの好演も良いがやはり ”こぼれイクラ丼” のごとくバードの個性が溢れまくりの濃厚なこれが1番だ。



♬ Donald Byrd「Ghana」




















そして映えある、










第1位は!












George Wallington / At The Bohemia
(Progressive PLP-1001)
1955年9月録音






初録音から3か月後のライブ作品。23歳のバード、盟友マクリーン24歳との初録音。





新世代のハードバップが生まれ落ちた瞬間。





前年2月のA.Blakey / C.Brown のハードバップの幕開きを告げる堂々たる『At Birdland』と比べるとなんと性急で粗削りで蒼臭くも瑞々しい演奏か。







しかし、ジャズを、バードを聴いて30年、一貫してこれが一番なのだ。










♬ George Wallington「Jay Mac's Crib」













いかがでしたか。






完全にハード・バップ一色になってしまいましたが。








他のドナルド・バード・ファンの方々とはまた違った選盤(特に順位)だったのではないでしょうか。







私はトランペットも吹けない楽譜も読めないましてや評論家でもなんでもない単なるイチ・ドナルド・バード・ラヴァー。







その出会いや思い入れの要素も大きく影響していると思います。








だからこその「私を構成する・・・」なんですよね。











皆様ご自身のチョイスはどんな感じでしょうか?









呑みながら話したら一晩じゃ足りないですね(笑)









Washington Square, NY  2005











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