イギリス レコード買付け記〔1〕「なぜに今イギリス行くの???」

    

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✼  ✼  ✼      8th  June,  2022    ✼  ✼  ✼







5月23日以来長く休業させていただいております。


👉 6月10日(金曜日)から営業再開いたします。






ツイッターの方では既にいろいろご報告させていただいておりますが今回は「イギリス買い付け」による休業でございました。(6日に帰国しております)





(このご時世なので南回りドバイ経由で)





海外にレコードを買いに行くのはこれで7回目(アメリカ5回・欧州1回)ですがイギリスは初めて。もちろん過去6回は店を始める前、つまり個人として旅行半分の気持ちで。



(今回もこの買い付けで利益が出るとは全く思ってもいません。旅行費用の1/ 3、よくて半分ぐらい回収できれば御の字という気持ち。)







あらゆる物価の高いイギリスでそもそも店として利益を出すような買い付けができるのか?

事前に予告して行って大して買えなかったら皆さんの期待を裏切ることになる、だから行く前は内緒にしておいたのでした。








 当店が今回の英国買い付けをカミングアウトしたのが5月30日のこのツイート。





私がイギリスに到着後5日目のことでした。






(5月30日の当店ツイート)






最初の4日間のロンドンでそこそこ収穫がありある程度の枚数を買える目途がついたゆえの発表でした。







(お好きな方はカベレコに ZoooooM !!)






(当たり前のようにほぼ全部、UK盤!)






一番気になるレコードのお値段。






高いものは高い(日本と同じかそれ以上に高いものも)が、1列見ていけば数枚は「安っ」て思えるものがある。丹念に探せば結構買えそうな見通しが立ちました。





なにせほぼ全部 UK盤!






しかも近年盤は少なくオリジナル盤かごく初期盤がほとんど。(イギリスでは近年盤はあまり人気がないか、もしくはまだ中古市場にあまり流れていないか。)









ご覧のように『Aftermath』同じモノラル・オリジナル盤の値付けが、




① NM    90ポンド
 EX    50ポンド
 VG    50ポンド
 VG    35ポンド
 Fair   12ポンド



1ポンド=約160円)






同じ50ポンドでもEXとVG、VGどうしでも50と35。






さらにマトリクスはあまり見ていないよう。





④の方が②よりマトが若く、状態はそんなに変わらないなんてこともしばしば。





枚一枚しっかり吟味して買っていけば確実にお客様に喜んでいただける値段で出せるものが拾っていけます。



(ちなみに上の5枚からは1枚救出。)









らに、










US Original 30ポンド
UK Original 20ポンド




Tupelo Honey』はサンフランシスコ録音でこの時代のヴァン・モリソンはUS盤でオリジナルなんでしょうけど、イギリス人ミュージシャンですし日本ではUK盤人気もあってお値段は同等かUK盤の方が高いぐらい。






ういうところも隙間を見つけて拾って行けばいい。(このTupelo UKはちょっと高いので見送りましたが。)







ちろんイギリスでの人気はイマイチでも日本で人気のあるアルバムもいろいろある。








(逆に日本じゃ数百円でもあちらではというものも)












て、今回のイギリス行きでハードルとなったのが次の2点。。。









➽  一つ目はもちろん「コロナ」。










ギリスへの入国はコロナ前とまったく同じになっています。つまり航空券とパスポートさえあればOK。





題は、日本への帰国。




日本は未だ厳しい水際対策を継続しており厚労省のHPによると「5つの条項」を満たさなければなりません。








でも「帰国前PCR検査」が最大のネック。





でPCR検査を受けて「厚労省所定の検査証明書」を書いてもらわなければいけません。






(私が受けた検査の証明書)






ちろん、その検査で陽性になってしまったら予定の飛行機に乗れないことになります。





格安航空券は通常はFIX(便の変更不可)なのですが追加料金を払って帰国便の変更可能な保険を付けなければなりませんでした。




さらに日本にいる時以上に細心の注意を払って行動しなければなりません。









➽ 2つ目のハードルは「円安」。









年に入って対ドルほどではないにせよ円はポンドに対しても安くなっています。






ただ、航空券代はコロナで旅行・ビジネスとも旅客そのものが少なく(=需要が低い)コロナ前とそんなに変わりません。




ホテル代も然り。空室率の高いホテルは予約サイトでも円表示の宿泊費はそれほどコロナ前と変わらない印象です。(ただ元々ロンドンのホテルは高いのですが)







問題はレコードの購入に関して。





これに関しては、私はPayPalという国際決済手段に米ドルの残高がそれなりにあったのでほとんどの店では自分の保有するドル→ポンド換金して決済できました。

(互いのスマホ上で30秒ほどで支払い完了が確認できる)




(私の残高から$26.22が£20に換金され支払い)





これなら円安は全く関係ありません。









むしろそれどころか・・・








米ドルはポンドに対してもこの1年で10%以上強くなっているので、1年前に買付に行くより10%以上安く買えることになるわけです。



今保有の円からポンドに換金することを思えば相当有利です。




まだお若い方で、今後何十年かに何回かは海外旅行に行きたいなと思って見える方は、別にPaypalや米国のバンクアカウントでなくても構いません。

日本の普通の銀行にいくらかドル預金を持っておくことをオススメします。




何十年の人生の間にはこういう大きな為替の波は何度かやってきます。その時その時高い方の通貨を下ろして海外旅行費用に当てれば円安を気にせず行きたい時期に海外旅行にいけます。




(かと言って円安の今ドル預金を始めてはいけませんが・・・)








それでは「イギリス レコード買付日記(その2)」をお楽しみに。









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