全ては 『White Horse』 から始まった。ケニー・アルトマンと山下達郎のことなど。。。


名古屋・愛知~レコード全ジャンル買取中 !
買取ご案内①~③をクリック願います。
👉【① 名古屋・愛知県の 無料出張買取】
👉【② 店頭買取(お車OK ! 隣接🄿あり) 】
👉【③ 全国より「宅配便買取」】


 
 

✼  ✼  ✼     9th  Mar,  2019    ✼  ✼  ✼








* スマホの方はここをダブルタップ *








 本日の追加盤から。








Howdy Moon / Howdy Moon
(A&M SP-3628,  1974年)

Ohio Knox / Ohio Knox
(Reprise 6435,  1971年)

Peter Gallway / Proof
(Fishtraks FTLP-460,  加 1985年)






そして、





White Horse / White Horse

(Capitol ST-11687,  1977年)




朝霧に佇む 白い "牛" のジャケットで、
 なぜだか White "Horse"



高校2年の私が中古屋さんで1,000円ほどで何気なく買ったこの1枚が私のSSW好きの始まりでした。 1977年発売なので私が買ったのは発売後2年ほど。



たぶん最初に買った人があんまりお気に召さずに中古屋さんに売ったのでしょう。その方は、なんでこんな素晴らしいアルバムを手放したのでしょうか。




裏ジャケの3人。








Jon Lind (g, vo)
Billy Nichols (p, g, vo)
Kenny Altman (b, vo)





3人ともSSWの世界ではビッグネームです。





ハイトーンのBilly Nichols、中域のJon Lind、バリトンのKenny Altman の3人がそれぞれ曲を書きリードボーカルをとっています。




この3人からその後芋づる式に遡ってどれだけ多くの名盤と出会えたことか。。。






Jon Lind は、今日追加の Howdy Moon に Fifth Avenue Band。


Fifth Avenue からは、同じく今日追加の Peter Gallway。


Billy Nichols は、英Immediateの幻盤『Would You Believe』 や74年の名作『Love Songs』(GM)。






なかでも私が好きなのが Kenny Altman (b, vo)。


彼も Fifth Avenueの一員。


私は彼の喉の奥を絞るような低い声が大好きなのです。






山下達郎氏の76年のファースト・ソロ・アルバム 『Circus Town』では、LA録音サイドのB面4曲でバックボーカルとベースを務めています。






で、こんな逸話があります。




達郎氏、



『Circus Town』のA面のNYでのセッション後、LAセッションの録音初日を終えて。



現地のミュージシャンが思うような音を出してくれず、このまま続けてもしょうがないから帰ろうかとしょげていたところ、、、



ホテルに戻る車中、プロデュースしていた John Seiterが、「明日はバックコーラスにケニー・アルトマンが来るよ」。



達郎氏、「ちょっと待って。アルトマンがLAにいるなら彼にベースを弾いてもらってよ。」



ということで翌日からアルトマンがベースとバックボーカルに加わり見事なファースト・アルバムに仕上がりました。



達郎氏、
「やっぱりケニー・アルトマンのベースになったらビシッと音がしまって、全然違うんだもん。」





♬ 山下達郎 / Last Step  (1976年)



出だしコーラスの低音部が紛れもなくアルトマンさんです。



演奏も達郎氏の言うとおり 「ビシッと音がしまって」るっていう感じがわかりますでしょうか。。。







話は戻ってこのアルバム 『White Horse』 では、アルトマンさんはA面、B面それぞれ最後の曲を任され、アルバムを渋く締めくくっています。





残念ながら、アルトマンさんの曲はYoutubeにありませんでしたのが2曲ほど貼っておきます。




♬ White Horse / Over And Done With (1977年)



♬ White Horse / It Doesn't Take Much (1977年)





ちなみにこのアルバムのドラムは、デビュー・アルバム発表を翌年に控えた TOTO の屋台骨 Jeff Porcaro




上の曲でもタイトなドラミングで実にいい仕事してます。




ジェフのおかげで単にSSWのアルバムではなく、ウエスト・コースト・ロックとしても一級品になっています。







それでは皆様のご来店をお待ちしております。







💿  ブログ・ランキングを頑張っています。 
↓ ↓ ↓ クリックして応援お願いいたします。