オランダ盤だけずるい !! Mick Jagger 『She's The Boss』


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 ミック・ジャガー 『 She's The Boss 』 の US盤・オランダ盤・日本盤LP を追加しました。




左上: US初回盤
(FC 39940, シュリンク&ステッカー)

右上: オランダ初回盤
(CBS 86310, ステッカー)

下: 国内初回盤
 (28AP-2996)



名匠 ボブ・ラドウィック (ラディック) Bob Ludwig のマスタリング(カッティング)によるミック・ジャガーの1985年作。


イギリスのミュージシャンなのでやはりUK盤がオリジナルなのか、バハマはナッソーの録音でスライ&ロビーがリズム、制作陣も Bill Laswell、David Jerden、Howie Weinberg らアメリカ拠点の人たちなのでUS盤がオリジナルでいいのか。



この日本盤は 「輸入メタルマザー使用」 ということで、ランオフのマトリクスにも 日本盤固有のレコード番号の他に 「AL.39940.INTL. -11」 とUS盤の番号も刻まれています。

さらに、USカッティングの証し 「MASTERDISK」の刻印も。



写真上2枚 = US盤  /  下2枚 = 日本盤


今回追加盤の2枚については、筆致や無音送り溝との位置関係からからするとカッティングは明らかに別々。

ミック・ジャガー・クラスの大物になると発売枚数も多いため、初回から複数のラッカーが切られるでしょうからよくあることです。 もちろん両方とも初回カッティング盤と思っていいでしょう。


私はこのアルバム好きなのですが、中古盤のお値段はとってもリーズナブル。

追加の国内盤は帯もないので、「解説・インナー付き美品 300円也」。

CDファンには申し訳ないですが、レコードだと 300円でラドウィック・アナログの 「凄いナマ音」 が聴けちゃうのです。



ただ、今回追加のオランダ盤には、両面とも MASTERDISKの傍らにしっかりと 「RL」 の刻印が。

( 「RL」 は Bob Ludwig のイニシャル。本名 Robert の愛称がBob。)

ちなみにUK盤もRL刻印は無し。


「RL」の有無で、はたして音に違いがあるのか。。。


いずれにしても、なんだか

 「オランダ盤だけ RL入りで いいな !








【 本日のその他の追加盤 】
  以下の各コーナーにちらほらと追加しました。
 [ ジャズ BLUE NOTE   LP]  
 [ ジャズ 50/60年代プレス   LP] 15枚
 [ WORLD MUSIC  LP]
 [ ジャズ セール品  LP]
 [ ロック・ソウル セール品 LP]



それでは、本日も皆様のご来店お待ちしております。



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