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✼ ✼ ✼ 20th Aug, 2024 ✼ ✼ ✼
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半年ほど前はじめてDJブースでレコードをかけたDJ初心者会メンバーによる『無人島レコード』発表会・第3回が終わりました
3枚ずつ3回に分けて発表したのでこれでメンバー全員のムジレコ9枚が出揃ったことになります。
ここに第3回の報告と皆さんの無人島レコードをまとめたいと思います。長くなるので3
回に分けての紹介。
今回は(その1)となります。
👉 まずは DJ 流木!!!!!!!!!!
★ 1曲目 ハナレグミ/日々のあわ より
心空
ラジオから流れてきたその切なくて甘い歌声に魅せられてからもう20年、初めて何度もライブに行くほど好きになった。コロナ禍のライブは思わず泣いてしまった。聴くたびに甘酸っぱい記憶がよみがえる。ありのままの自分に戻れる。
★ 2曲目 CHICO FREEMAN - SPIRIT SENSITIVE より
A Child Is Born
ぽっと胸の奥に火をともしてくれるようなサックス、
重厚で心地良いベース音と美しいピアノ。ずっとこのままでいたいと
思ってしまう、、いかんいかんここは無人島だ。
★ 3曲目 max roach / members don't git weary より
Effi
行き場のないエネルギーを一気に爆発させたような演奏。ドラムはヘッドが破れるぐらい激しく叩きまくっている。暗い曲進行の中で美しく力強いサックスと高音で吹きまくるトランペット。
Effi,Equipoiseは何度聴いても胸が熱くなる。
それではDJ流木のムジレコ9枚と企画へのご感想です。
1. U2 / The Joshua Tree 12”/日本盤
2. BRUCE HORNSBY and THE RANGE / The Way It Is 12”/ US盤
3. Stephen Bishop / Careless 12”/ US盤
4. Incredible Bongo Band / Bongo Rock 12”/ US盤
5. Ralph Macdonald / Soung Of Drum 12”/ US盤
6. Kid Creole & the Coconuts / wise guy 12”/ US盤
7.ハナレグミ/日々のあわ/ CD
8. CHICO FREEMAN - SPIRIT SENSITIVE 12” / 日本盤
9. max roach / members don't git weary 12” / US盤
『無人島レコード発表会 おつかれさまでした!
無人島で一人、、難しいお題でした。自分の好きなものに対してそれほど深く掘り下げたことは無かったので凄く悩みました。でもその作業は自分を見つめる時間でもあり、発見もあって楽しかったです。
レコードをかける時は恥ずかしさと聴いてほしい思いが入り混じって大変(笑)でした。
各DJの音楽愛が伝わる選曲、好きな気持ちがいっぱい詰まったレコードCD達、最高な時間でした。
またよろしくお願いします!ありがとうございました!』
👉 続いて DJ Isamu!!!!!!!!!!
DJ Isamuは1回欠席回があったので今回6枚発表です。
第3回
無人島最終日は思い入れの強いレコードをチョイス。
★ パブロックのかっこよさに痺れた一枚
V.A. / Hope & Anchor Front Row Festival /
Demolition Girl (The Saints)
英 Warner Bros. Records
★ 僕のブルースの扉を開けてくれた一枚
Junior Wells' Chicago Blues Band / Hoodoo Man Blues /
Hoodoo Man Blues
日 P-Vine Records
★ レコードを聴くきっかけを作ってくれた一枚
ザ・クロマニヨンズ / パンチ /
リリイ
日 Ariola
★ Huey "Piano" Smith And The Clowns / Rockin' Pneumonia And The Boogie Woogie Flu /
Don't You Just Know It
英 Chiswick Records★ Bo Diddley / Bo Diddley /
Diddley Daddy
日 P-Vine Records★ Little Walter / Hate To See You Go /
Hate To See You Go
米 Chess
無人島の生暖かい空気に触れながら
唯一無二のR & Bで盛り上がりましょう!
ではDJ Isamuの9枚とご感想です。
1 Little Walter / Hate To See You Go / 米 Chess
2 Bo Diddley / Bo Diddley / 日 P-Vine Records
3 Huey "Piano" Smith And The Clowns / Rockin' Pneumonia And The Boogie Woogie Flu / 英 Chiswick Records
4 宇多田ヒカル / First Love / 日 Universal Music
5 Arthur Alexander / A Shot Of Rhythm And Soul / 英 Ace Records
6 Jonathan Richman / Not So Much To Be Loved As To Love[CD] / 米 Sanctuary
7 ザ・クロマニヨンズ / パンチ / 日 Ariola
8 V.A. / Hope & Anchor Front Row Festival / 英 Warner Bros. Records
9 Junior Wells' Chicago Blues Band / Hoodoo Man Blues / 日 P-Vine Records
『レコード好きな方が集まったこの企画、
普段まわりにレコード好きな方がいないので、
沢山レコードの話しをして、
色んなジャンルの音楽が聴けて、
最高な時間を過ごすことができました。
本当にありがとうございました!』
👉 続いて DJナカナカ!!!!!!!!!!
★ the beatles/revolver 69/英parlophone
音楽を聴く際の基準となるアルバムの一つ。(CDですが)高校時代に出会い、体の中に電流が走りました。初レコの米盤で3曲カットの内容や違うサウンドに戸惑い、英国盤モノの音圧に驚いたりとレコード蒐集の楽しみや、奥深さを教えてもらいました。無人島は勿論、人生最後の一枚としても暫定一位です。
★ robert clumb&cheap suit serenaders/
number three 78/米blue goose
B面のハワイアン楽曲群が無人島にピッタリ。戦前音楽マニアの素人集団が奏でる音は愛で満ち溢れています。リーダーであるR.クラムの本業はイラストレーター。彼が手掛けるジャッケットも含め最高な一枚です。この曲の反応が一番良く、皆さんとセンスを共有出来たことが何より嬉しかったです。
★ the city/now that everything's been said
68 /米Columbia
K.キングはソロ以降のアルバムも良いですが、無人島に持って行くなら、未完成ながら若さが漲ったこのアルバム。70年代ポップス、ソウルの源流となるような曲が詰まっています。D.コーチマー、C.ラーキー、J.ゴードンの溌剌とした演奏に癒されます。
ではDJナカナカのムジレコ9枚とご感想です。
1. the beatles/revolver/英parlophone
2. the city/now that everything's been said/
米columbia
3. robert clumb&cheap suit serenaders/
number three /米blue goose
4. de la soul/3 feet high rising /伊flying
5. astrud gilberto/now /米perception
6. three suns/moovin' 'n' groovin' / 日victor
7. 大滝詠一/niagara moon /日cbs sony
8. miles davis quintet/cookin' / 米prestige
9. john sebastian/real live /米 reprise
『まずは、この企画を通じて、色々なご縁を繋いで下さった山田さんに感謝いたします。ジャンルもセンスも嗜好も違う人たちの集まりでしたが、無人島というワードで統一感のあるお題でした。山田さんの絶妙な企画力に脱帽です。
レコード蒐集は、自らのセンスを頼りに道(獣道だと思う)を切り開きながら進んでいくものですが、時々道に迷ったり意欲が低下したりすることがあります。そんな時、大事なのは知人からの情報や新たな出会いです。今現在は意欲低下も迷いもありませんが、今回の企画で大きな刺激をいただきました。皆さんが発表したレコードやDJの合間に交わした会話が、今後のリスニングに直接的、間接的に影響していくと思います。
今回発表した9枚は自分なりに過去、現在、未来を見つめ直したものです。全て50〜70年代で、且つヒューマンな作品が揃ったなという印象です。正直これが正解かどうかわかりません。また、今後必ず変わっていくでしょう。やはり、レコード蒐集はやめられませんね。
皆さん、私の拙い選曲にお付き合いいただき、また色々なお話をして下さり、ありがとうございました。またお会い出来たら幸いです!』
👉 お次は DJ Jef Ueno!!!!!!!!!!
★ SIOUXSIE AND THE BANSHEES/JUJU
Halloween / 1981 Polvdor 英
女性ボーカリストで一番好き。
呪術的・ダークなのも良い。
ギターワークを中心としたアンサンブルが素晴らしい。
★ MY BLOODY VALENTINE / ISN,T ANYTHING/
Nothing Much To Lose/1988 CREATION 英
ノイズギターの甘美なメロにやられて暫くはトラウマに。
サウンドメイクも影響受けました。
★ TELEVISION/ MARQUEE MOON / FRICTION
1977 WARNER 日
タイトル曲は聴き出したら絶対止められない!
トム・ヴァーレインのギタースタイルに感化されました。
それでは DJ Jef Uenoの無人島の9枚とご感想です。
1 LOU REED/LOU REED/1972Release 米 RCA1984
2 TELEVISION/ MARQUEE MOON
/1977 WARNER 日
3 SIOUXSIE AND THE BANSHEES/JUJU
/1981 Polvdor 英
4 ULTRAVOX/ VIENNA/1980 東芝
5 WIRE/CHAIRS MISSING
/1977Release Pinkflag再発 米
6 MY BLOODY VALENTINE / ISN,T ANYTHING//1988 CREATION 英
7 AL GREEN/EXPLORES YOUR MIND//1974 キング
8 細野晴臣/HOSONO HOUSE/1973Release キング再発
9 A.R.B./W/ 1982ビクター
『今回の趣旨に伴い選曲、かける順番、悩みました。自分自身の趣向を振り返る事が出来たし、他の方々の選曲も興味深いものが沢山ありました。あと現場で色々な方々と話が出来たのはとても良かったです。いい企画でした!
本当にありがとう御座いました!』
👉 今回の4名の無人島レコードいかがでしたでしょうか。
皆さん1月に突然ムジレコ9枚決めろと言われてかなり悩まれた模様。
それだけ皆さんレコードが大好きなんだなということ。
自分の音楽人生を振り返っての今の時点でのムジレコ9枚。
これからも人生とともに音楽は有るわけでこの9枚が10年後、20年後にどう変わるかは分かりません。
このブログ記事はラジオデイズレコードがなくなっても消すことはないでしょう。
10年後、何枚かが入れ替わるのでしょうか???
レコード屋としては入れ替わるほどのレコードを皆さんにお売りできれば本望。
これからも良いレコードをお届けできるようにがんばってまいります。