お江戸を中心に、カセット・テープが随分な人気だそうな。。。


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✼  ✼  ✼     10th  Nov,  2019    ✼  ✼  ✼





お江戸を中心に、カセット・テープが随分な人気だそうな。。。



で、当店もちょこっとカセットを売ってみようと思いまして、決して上級機ではありませんが試聴用にカセット・デッキを設置。





TEAC V-680(1989年発売),  あくまでも入門機。


カセットデッキは たいていジャンクか現状品なので買うのに勇気が要りますが、これは ちゃんと「3ヶ月保証付き」でした。




*  *  *  *  *




そもそも私の「音楽との出会い」 はカセット・テープでした。



クラスの友達の家には、みんなレコード・プレーヤーやカセット・テープレコーダーがあったのに、私が中学3年生まで、うちには音楽の再生機器は一切ありませんでした。


高校入学祝いだったのか、今は亡き父が買ってくれたラジカセが私と音楽を結びつけてくれたのです。




買ってもらったのは、これ。







1978(昭和53)年発売のソニーZILBA'P の CF-6600。


当時の定価は 65,800円 !!!!!!!!!!!!!

この年の 大卒初任給は 105,500円。 (厚生労働省の賃金構造基本統計調査) 

ラジカセとしては最高級機と言っていいもの。


自営業の貧しい我が家でしたが、父が相当がんばって買ってくれたんだなぁと、今、こうして音楽に関わる仕事ができている私としては天国の父に感謝の気持ちがいっぱいです。





このラジカセを買ってもらってから、私は堰を切ったようにFM放送で流れる音楽を録音しまくりました。

今思えば信じられませんが、当時 NHK-FMでは、洋楽のアルバムを1枚丸ごと流す番組があったのです。(ちゃんとA面とB面の間で3分ぐらいDJトークが入って 46分テープを裏返せた !)




録音した1本1本のテープはそれこそ宝物になっていきました。


気に入ったものは FM雑誌などから切り取ったLPの ジャケット写真とかをこんな風に。。。







もちろん、今のカセット・ブームは、こういう自分で録音したテープではなく、商品として製造されたいわゆる 「ミュージック・テープ」 の新譜アルバムや再発旧譜アルバムの販売数が伸びているというものだと思います。








このカセットテープが今なぜ人気なのか。



カセットの良さとは。。。




まず何よりも、 「アナログ・メディアである。」

ということです。



デジタルよりもアナログの音楽の方が良い云々は、すでにレコード・ブームの文脈の中で盛んに語られているのでここであらためては書きません。




では、同じアナログ・メディア同士のレコードとカセットの音質比較は。



井上鑑  『予言者の夢』
(LP: ETP-90147 / Cass: ZH28-1139)



再生機器はともに同クラスの入門・普及機です。


何人かのお客様同席で聴き比べたところ、


ともにアナログらしい深みのあるしっとりした音。レンジ感・各帯域の表現ともそれほど大きな差はない。低域はレコード、中域はカセットが深みがある感じ。高域は意外にカセットの方が繊細で緻密かも。カセットを見直した、との声。


磁気信号のマスターテープから、レコード原盤をカッティングする際のマスタリングと、磁気テープ同士のカセットへのマスタリングは当然異なります。

そもそも入れてある音が別物。両方楽しめば良い、という結論になりました。




それからテープ再生は、同じアナログ・メディアのレコードと違ってキズによるプチノイズや音ミゾ荒れによる底チリ(バックグランド・ノイズ)などがないこともあげられます。


ピアニシモの部分でグーンと音量を上げていっても、レコードにはつきものの「チリ・パチ」 が全く聞こえないわけです。


転写が目立ったり、S/N比の点では分が悪いので「シャー」というノイズは増しますが、それらが吹き飛ぶほど、チリパチの無いアナログ音は実際すごく気持ちのイイものです。







もう一つ、ローファイ機器で再生したとき の良さもあげたいと思います。

(前述のとおりカセットにも十分ハイファイな音が記録されているものがあります。あくまでもローファイ再生にも合うという意味です。)





チープなラジカセから流れるこのハウリン・ウルフ。

不思議と心に沁みます。



元々この手の音楽は何十万、何百万円もするハイファイ・オーディオ機器で再生するようなものではなく、南部の貧しい黒人の家庭でラジオなどから流れてくるべきものだったような気がします。


ブルース、R&B、ソウル音楽の中には ラジカセ+カセット でハマるものが少なくありません。


できれば (これまた流行りの) 70's ヴィンテージのラジカセで聴いてみたいですけどね 。。。






*  *  *  *  *





そして、ミュージック・テープのもう一つの優位性が 「パッケージ商品」 としての良さ、だと思います。





たとえばこちらをご覧ください。








ボストン Boston の 『ドント・ルック・バック』 Don't Look Back の各国盤カセットです。


正方形の原盤 LPのジャケットを長方形のカセットのパッケージにするには、必ずこのようにアレンジ、工夫が必要になります。




韓国盤は横置きデザイン。 宇宙船部分を大胆にトリミング。






なかなか魅力的だと思いませんか。

それに大きさがキャラメル箱ぐらいでカワイイ。




ところが同じボストンの『Don't Look Back』 も CDになると、どこの国の盤もまったく同じジャケットです。

CDの場合は、LPと同じ正方形なので、特別に工夫をする必要もないので安直にLPと同じデザインになってしまうわけです。



ボストン韓国盤や 上掲写真のハウリン・ウルフのような横長トリミングならではなのが、こういうの。




Boz Scaggs / Middle Man
 
 
 
これの LPはこちら。
 


 (左がLPの裏ジャケ、右が表)



正方形の LPでは本来1枚だった横長写真を、表ジャケと裏ジャケに分割してしまっていたものが、カセットだと当たり前ですが、本来の横長写真のままパッケージ化可能です。




続いて 縦長トリミング・タイプはこんな感じ。








それから、こんな風に原盤LPの題字やロゴ・マークなどを抜き出して添えるタイプも。





原盤LPと比べてみてください。






むしろカセットの方がデザイン的に勝るものもあるんじゃないでしょうか。




なお、当記事掲載のカセットはすべて現在店頭販売中です。


(ボストンはUS盤のみ。  )






あなたも、もう一度懐かしいカセットテープの道へ戻ってみてはいかがですか。

機器が無いって、、、

ハードオフに急げ !!!  (笑)




それでは、本日も皆様のご来店お待ちしております。



 
【 本日のその他の追加盤 】
以下の各コーナーにも追加しました !!!
 
 [ ジャズ 50・60年代プレス LP]
 [ ジャズ 国内盤 LP]
 [ ロック・ソウル ナイスプライス LP ]
 [ 和モノ ナイスプライス LP ]



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