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✼ ✼ ✼ 24th Aug, 2022 ✼ ✼ ✼
【お知らせ】
8月25日(木)は臨時休業いたします。
今日水曜日は定休日でしたが店に来て作業していました。
12日のブログでお知らせした小池盤入荷。
やはり人気があって残り数枚になってしまいました。
そこで一昨日 22日に第2弾を追加しました。(ツイッター既報)
小池盤って何?って方はこちらをどうぞ。
The Doobie Brothers / Livin' On The Fault Line
(英 Warner Bros. K56383)
マト-1/-1
小池さんの選択はDoobiesも UK盤でした。アコギの弦の音が実に色気のある良い音です。
Led Zeppelin / Ⅳ
(仏 Atlantic K50008)
1973年 2ndプレス盤
何故にこれなのかは小池さんに聞かないと分かりません
Spyro Gyra と Al Di Meola。
今や誰もが知る『RL』入り。小池さんは40年以上も前 Robertb Ludwigを知っていたのだろうか。。。
RLって何?という方はこちら。
Sonny Rollins / Saxophone Colossus
(独 Bellaphon BJS40104, 1973年盤)
小池チョイスのサキコロは独盤だった。
➽ そうこうしていたら昨日、(販売は定休日ですが買取は営業)こんな買い取りが舞い込んできました。
ジャズのレコードを数枚お持ちいただいた中の1枚です。
ロリンズの『Work Time』オリジナル盤。
3辺テープ補修ですが盤はいたって綺麗。
その方が帰られてから気付いたのですが、なんと裏を見ると、
青いインク・ペンで
1957. 18. May
Koike Record Shop
の文字が!
これをお持ちいただいた方は中古で買ったとおっしゃっておられました。
この文字は当時これを小池レコード店で直接買った別の誰かが書いたものとなります。こんな記録は、後年に別の誰かが偽って書くことはないでしょう。
万年筆というのも当時性を高めます。(60年代にもボールペンは存在したが稀少で高価。ボールペンが万年筆にとって代わるのは1970年代〜)
私の確認した最古の小池盤です。
このレコードの録音は1955年12月。私の所有するShwannのカタログ56年6月号にはすでに掲載されていますから発売は56年の前半ということになります。
発売から約1年後には小池さんはこれを入れていた!
1957年(昭和32年)当時は1ドル=360円、当時アメリカでは新品のLPの値段は4ドル前後、つまり単純計算だと1440円。これに航空便送料と小池さんの儲けを加えると2500円は下らないはず。
昭和32年の国家公務員大卒初任給は 9,200円。
つまり大卒初任給の4分の1以上の高価な買い物だったわけです。
今で言ったら5・6万円ぐらいでしょうか。
いやぁ、当時これが買えた方ってのはどんな方だったのでしょうかね。。。
それでは皆様のご来店をお待ちしております。