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✼ ✼ ✼ 16 th Sep, 2020 ✼ ✼ ✼
今日は定休日。
夕方少し時間ができたので久々に ブルーノートのルイ・スミス Louis Smith の2枚を聴いてみました。
BNの1500番台のカタログ中、いや4000番台を含めても印象の薄い人です。
もともと、1584番の 『Here Comes Louis Smith』 は、 トム・ウィルソン Tom Wilson という人がハーバード大の学生時代に興したトランジション Transition というボストンのレーベルに吹き込まれたもの。
※ トランジション・レーベルについてはこちらもどうぞ。
👉 当ブログ『トランジションのドナルド・バード』(2019年10月24日)
しかしながら、録音はブルーノートのホーム・グラウンド、ハッケンサックのヴァン・ゲルダー・スタジオ、録音も当然ヴァン・ゲルダー。
メンバーも、スミス(tp)のほかは、Cannonball Adderley(as)、Duke Jordan / Tommy Flanagan(p)、Doug Watkins(b)、Art Taylor(ds)ですから当時のBNのレギュラー陣。
違いは、現場を仕切ったプロデューサーだけ。
なのになぜか30年も聴いてきてブルーノートの作品としてしっくりこない。
先入観かも知れませんが、プロデューサーの違いがこうも作品の雰囲気を変えるのか、という感じです。
ジャズのアルバム制作においてプロデューサーが、いったいどんな仕事をするのかは、特に1950年代の作品とかでは、ほとんど語られることがないわけです。
先入観かも知れませんが、プロデューサーの違いがこうも作品の雰囲気を変えるのか、という感じです。
ジャズのアルバム制作においてプロデューサーが、いったいどんな仕事をするのかは、特に1950年代の作品とかでは、ほとんど語られることがないわけです。
基本ジャズの場合は、個々の奏者の調子、つまりソロ時の煌めきが演奏の良し悪しには大きいわけなんで、プロデューサーの役割ってどれほどのもの?って私なぞ素人は思ってしまいます。
メンバーを選び、現場では曲目やソロのオーダー決め、あとは、ここはピアノは伴奏に徹してフロントが突っ走れ、みたいな指示を出す?
一方、こちらは 1594番 『Smithville』。
プロデュースはアルフレッド・ライオン Alfred Lion。
一方、こちらは 1594番 『Smithville』。
プロデュースはアルフレッド・ライオン Alfred Lion。
いろいろな方のブログやHPをみると、この2作目のほうが落ちるという声多し。
ですが、私ははるかにこちらが好きです。
(個人の感想・・・)
メンバーは、
Louis Smith(tp)
Charlie Rouse(ts)
Sonny Clark(p)
Paul Chambers(b)
Art Taylor(ds)
肝はチャーリー・ラウズ。
スミスとの相性はとても良い。
ラウズ自身の出来も 定評ある EPIC諸作品と甲乙つけがたいものがあります。
BNにはゆかりの薄かった、このラウズの起用こそプロデューサー、ライオンの天才だと感じます。
メンバーは、
Louis Smith(tp)
Charlie Rouse(ts)
Sonny Clark(p)
Paul Chambers(b)
Art Taylor(ds)
肝はチャーリー・ラウズ。
スミスとの相性はとても良い。
ラウズ自身の出来も 定評ある EPIC諸作品と甲乙つけがたいものがあります。
BNにはゆかりの薄かった、このラウズの起用こそプロデューサー、ライオンの天才だと感じます。
(のちにラウズはリーダー作『Bossa Nova Bacchanal』4119番を制作)
そして選曲、『Here Comes ~』は6曲中4曲、『Smithville』では5曲中3曲がスミスのオリジナル曲。 まあ、これは期待の新人なのでいいことだと思います。
そして選曲、『Here Comes ~』は6曲中4曲、『Smithville』では5曲中3曲がスミスのオリジナル曲。 まあ、これは期待の新人なのでいいことだと思います。
しかしながらスミスの書く曲は、よく噛み続ければじわじわと旨味が出るが華がない。
作品を多くのファンに受け入れてもらうのは、スミスの曲を生かす他人の曲、あるいはスタンダードの選び方が大事。
『Here Comes ~』にも デューク・ピアソン作の 「Tribute To Brownie」のような佳曲もありますが、『Smithville』はB面1・2曲目に 「Embraceable You」、「There Will Never Be Another You」を配して作品をに特上の華を与えています。
♪ Louis Smith / Embraceable you(1958年)
♪ Louis Smith / There Will Never Be Another You(1958年)
「There Will ~」 のラウズとスミスのコンビがすばらしい。
クリフォード・ブラウン亡き後、ライオンがブラウニー直系の感あるスミスに期待をかけたのはわかりますが、結局スミスはこの2作のリーダー作、およびケニー・バレルの『Blue Lights』(1595・1596番)でBNを去り、元の教師としての生活に戻るわけなのです。
まあ、正解と言っておきましょう。
(のちに Steeple Chase作等で復帰。)
これもブラウニーの死というモダン・ジャズの歴史の記録として忘れられない2作品だとは思います。
5万、10万出してオリジナル盤を買うレコードとまでは・・・?
(個人の感想です)
これもブラウニーの死というモダン・ジャズの歴史の記録として忘れられない2作品だとは思います。
5万、10万出してオリジナル盤を買うレコードとまでは・・・?
(個人の感想です)
それでは、明日の皆様のご来店お待ちしております。