【予告 8月のジャズ特選盤】 Sonny Clark『Cool Struttin'』3種、 Walter Bishop Jr『Speak Low』 Marty Paich『Quartet feat Art Pepper』等オリジナル盤

   

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✼  ✼  ✼      31st  July,  2022     ✼  ✼  ✼













今月から従来の「Jazz Week」から体裁を変更いたします。




毎月「Monthly Special -  ○月のジャズ特選盤」という形で特に稀少で状態も良い作品を数枚ずつ月初めの週末に出してまいりたいと思います。





従来 Jazz Week時にまとめて出しておりました数千円〜1万円台クラスのオリジナル盤・初期盤は特に放出時期は設けず平素より日常的にコツコツと追加してまいります。





当ページ各商品の店頭出しは 8月6日(土)となります。






※ 通販・取り置きは行っておりません。
※ 価格・状態等のお問い合わせは承っておりません。店頭で実物を試聴・御覧ください。

※ 買取リピーター様(2回以上初期盤買取させていただいた方)は問い合わせ・購入希望を承ります。詳細は記事文末をご覧ください。





✤ 全国の皆様、ジャズLP  オリジナル盤に限らず『買取』よろしくお願いいたします。

→ 今後も続く特選盤『 優先購入 』も可能となります。













今回も盤質の良い人気盤をセレクトしました。






➽ まずは史上初!


『クール・ストラッティン』のプレス時期違い3種類からです。








Sonny Clark『Cool Struttin'』
(米 Blue Note BLP-1588)
47W  両面R無  両DG  両EAR
ジャケ裏ゴ47INCなし
NM


いわゆる完全オリジナル盤です。












Sonny Clark『Cool Struttin'』
(米 Blue Note BLP-1588)
47W  片面R無  両DG  両EAR
ジャケ裏ゴ47INCなし
NM-


片面Rあり(INCありとも言う)なので2ndというべきか、あるいは準オリジナルという言い方も許されるかというところか。













Sonny Clark『Cool Struttin'』
(米 Blue Note BLP-1588)
NY/NY  両DG  両EAR  
ジャケ裏ゴ43W
NM



NEW YORK USAラベルですが両面ミゾ・耳マークともあります。





すべて盤質 90点以上、ジャケット抜け・ワレ全くなし、エッジ、コーナーウェアもほとんど見られません。美しい特上級の逸品です。







大間のマグロ  大トロ・中トロ・赤身3種盛りみたい(笑)








せっかく3種類手元にあるのでいろいろ比較しておきました。




まずは重さ。


Rなし盤    盤 196g    ジャケ 126g

片R盤     盤 182g    ジャケ 139g

NY盤      盤 181g    ジャケ 123g 



通常古い製造ほど重いのですが、NY盤も 180gもあって十分に重いです。







さらに、



A面の盤面のマトリクス筆跡・間隔などは3枚とも同一。




上からRなし盤・片R盤・NY盤





各記載事項・刻印の筆跡や位置関係は全く同一。すなわち同一メタルマザー。




まあそれは普通のことなのですが、耳(P)マークも一致(位置・筆跡)してます。





すなわちスタンパーも保管されていたということです。


後年の追加プレスに備えて保管されるのはマスターテープと音溝が凹のメタルマザー音溝が凸のスタンパーは普通長期の保存に適さない。よく色んなレコードの後年再発分に ”同一スタンパー” という言い方を見受けますが、普通はスタンパーが同一なのではなく「同一マザー起こしのスタンパー」が正確な言い方になります。)







『Cool Struttin'』の初回Rなし盤発売は1958年8月。


「NEW YORK USA」ラベルで最初に発売されたレコードは 4076番 Horace Silver / Doin' The Thing で61年8月です。(番号的には4071番だが4071番は同9月発売)




従ってこの NYラベルのCool Struttin' はスタンパーが最低でも3年も保管されていたことを意味するのです。






ちなみにこのNYラベル盤、B面は耳マークの位置・筆跡が異なっていました。(B面は保管されていたメタルマザーでスタンパーを製作(保管されていたメタルマザーから電鋳)しなおしたということ。やはりB面のスタンパーは傷んでしまっていたのでしょう。)




レコード番号などの筆跡一致だが耳マークの位置がNY盤のみ異なる




さて音の方は。。。



最初からうんちくが長くなってしまいましたが次にまいりましょう。











Marty Paich / Quartet
(米 Tampa TP-28)
Red Vinyl  DG  FLAT
VG++











Walter Bishop Jr. / Speak Low
(米 Jazztime JTS-002)
青  DG  
NM











Beverley Kenney / Like Yesterday
(米 Decca DL8948)
ピンク  DG  FLAT
NM










Jackie McLean / Lights Out
(米 Prestige PRLP-7035)
レモンNYC  DG  GG  446額ジャケ
NM-









Jon Eardley / The Jon Eardley Seven
(米 Prestige PRLP-7033)
レモンNYC  DG  GG  446額ジャケ
NM-











Johnny Griffin / Night Lady
(蘭 Philips 840447PY)
青  内DG
NM-










Jan Huydts / Trio Conception
(蘭 Philips 840465PY)
黒  内DG
NM










Ike Quebec / It Might As Well Be Spring
(米 Blue Note BLP-4105)
NY  Ear
NM




今月は以上11枚です。








最近はブログやツイッターの愛読者の方々からの買取依頼がたまにですが入るようになりました。





関東~関西中心に、時には東北・中国地方からも買取り品を持って直接ご来店いただきます。



ちょうど今日の午前中にも、









ジャズ初期盤ばかり 48枚(うちブルーノート37枚)を持って朝5時に車で家を出てご来店。




事前のお電話では着払いの宅配便をお勧めしましたが「ぜひお店に行ってみたい」と。




当ブログでもたびたび書いております私の手作りの店内、自作の商品箱や荷物置き場などに感心していらっしゃいました。












買取依頼品の中には Cool Struttin' 初期盤も。




今日のブログ掲載品に加えて4枚。なかなかの壮観です。




これが両面Rありだったら4種類で出品となりましたがかぶってました。。。









さて『 ジャズ特選盤 』、こんな感じであと3年ぐらい出していけるぐらい稀少盤在庫がございます。その後はやがて私の私物コレクションを終活処分となれば凄いことになると思います。お楽しみに。




※ 買取リピーター様(2回以上初期盤買取させていただいた方)は問い合わせ・購入希望を承ります。
① 価格・状態等の問い合わせ、購入希望は電話のみ(10〜12時 or 19〜22時、店頭・メール不可。)
② 電話受付は2日(火)〜4日(木)までです。
③ 購入希望はお一人様1枚のみ受け付けます。(先着順ではありません。希望が重なった場合は買取総額の多い方優先。県外発送は相談。)







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