ケニー・ドーハム『静かなるケニー』72年プレス ビクター SMJX-10064盤 はとてもいい音でした。

   

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✼  ✼  ✼      10th  Nov,  2020    ✼  ✼  ✼






月・火と臨時休業をいただきました。




私が体調を崩したわけでもなく、もちろん遊びに行っていたわけでもありません。





夕方ようやく少し時間ができたので、先日某店で購入した気になる一枚を自宅システムで聴いてみました。





➽ それがこちら、








ケニー・ドーハム 『クワイエット・ケニー・デラックス』
(ビクター SMJX-10064)
1972年 モノラル





店で聴いたとき「これはいい。」と思いました。




帯には自信を持っての「MONAURAL」の大書き。




ジャケットも「明るい緑」で印象も違います。






さて、自宅でオリジナル盤と聴き比べ。







Kenny Dorham / Quiet Kenny
(米 New Jazz  NJLP8225)
1959年




店の総額9万円のシステムで聴くのとは違いますが、このビクターSMJX盤、かなりの善戦です。






オリジナルを95点としても90点以上は付けられます。



私はオリジナルがすべて100点というスタンスではありません。オリジナルより良いと思うものがあればそれは98点、いや108点だってあり得る・・・)




価格差 300倍から考えれば超ハイC/P。




➽ この『Quiet Kenny』の日本での人気は絶大なものがあります。




なんとアナログ LPでこれまで9回も出ています。



(Discogs では99年の円盤新世紀が未掲載)









上段左から


59年 トップランク RANK-5086

66年 ビクター SMJ-7380

72年 ビクター SMJX-10064

73年 東芝音工 LPP-88055

76年 ビクター SMJ-6513




下段左から


84年 ビクター VIJ-206

91年 ビクター SGD-17

99年 DIW  DIW-9010  円盤新世紀 小鐵徹

09年 ユニバーサル・ミュージック  UCJO-9007



はステレオ盤





初回盤から『しずかなるケニー』の邦題が付けられ、2ndからは『静かなるケニー』となっています。




この素敵な邦題もその後の日本での絶大な人気に一役買っているような。





本国アメリカでは冷遇され、70年にプレスティッジお得意の別ジャケ再発(ステレオ化)がありましたが、オリジナル・ジャケットでの発売は、NEW JAZZから出た初回盤の次はなんと86年のOJC盤。





モノラルRVGカッティングで聴けるのはオリジナル盤だけということになります。(これが異常な高値の理由。お江戸ではNM-/NM-レベルで40万とも。)






➽ さて今回の ビクターSMJX盤は、音がよいばかりでなく豪華な見開きジャケット。(自論ですがジャケにお金がかかってるレコは音も良い←ただし60,70年代盤)










裏ジャケも日本独自デザイン。











これまでに聴いた世界中の『Quiet Kenny』のLPの中ではオリジナルに次ぐ好みの音。




小鐵徹カッティング円盤新世紀盤(私の好みからすると80点)も早々に手放した私ですが、このSMJX盤は永久保管盤になります。




「高音質」「重量盤」「○○カッティング」は必ずしも良いわけではない。




レコードは1枚1枚聴いてみないとわからない。





この SMJX盤、皆さんも見つけたら買いですよ !!!




ただ、これを見つけるのは週に2回3軒ずつ中古屋回って2年はかかるでしょうけど。



帯付美品だと5年かな(笑)





※ レコードの音の感じ方は再生機器により異なります。また聞こえ方は個人の音楽人生や好みによって人それぞれです。それを踏まえてお読みください




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